クルマ漬けの毎日から

2024.02.27

ルノー・ゾエ、残念ながら生産終了【クロプリー編集長コラム】

ゾエの役割 まだ続く

これまでにもわかっていたことだが、我が家のように複数のクルマを持つ世帯にとって、ゾエのようなクルマは「最善のソリューション」になるとあらためて感じた。その理由は、無理なくEVを受け入れることができるから。

この小さなEVを持っていれば(新古車として手に入れば、まさに格安)、近距離でクルマを必要とするほとんどの場面で、私たちはゼロエミッションで移動できるだろう。まれに長距離を走る時だけ、内燃機関のクルマを使えばよいのだ。

大型EVの一充電走行距離の信頼性が高まるのを待つ間、また公共充電のインフラが十分に整えられ、なんの心配もなく都市と都市の移動ができる日が来るまで、ゾエのように優秀な小型EVは、素晴らしい解決策になるだろう。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    AUTOCAR UK Editor-in-chief。オフィスの最も古株だが好奇心は誰にも負けない。クルマのテクノロジーは、私が長い時間を掛けて蓄積してきた常識をたったの数年で覆してくる。週が変われば、新たな驚きを与えてくれるのだから、1年後なんて全く読めない。だからこそ、いつまでもフレッシュでいられるのだろう。クルマも私も。

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