Juju(野田樹潤)ブログ
2024.02.29
【Juju(野田樹潤)ブログ】第101話:スーパーフォーミュラ、鈴鹿テストが終わりました。
初めて尽くしの走行。経験あるのみ
テストの前にTGMチームの監督や担当エンジニアと様々なスケジュールを立てていましたが、それは雨のために出たとこ勝負のような感じになってしまいました。私はマシンにも慣れないといけませんが、それだけではなく鈴鹿サーキットにも、レース中のタイヤ交換にも慣れなければいけません。
さらには1時間以上も走り続けるレースというものも初めてなので、今回はレースディスタンスのロングランも予定していたのですが、それもダメになってしまいました。
さて走りはじめたときの印象は……速い!という感じでしたね。1コーナーや130Rのような高速コーナーを、ウェットでスーパーフォーミュラのスピードで入っていくというのはこれまでにない経験でした。少しずつ限界に近づいていったわけですが、タイヤの温度も上がらないし、見極めが難しい。
経験豊富な選手でもけっこう滑ったりしていたので、1日目はかなり難しいコンディションだったんだと思います。
今回の走行ではTGMグランプリのエンジニアとコミュニケーションをとりながら走ったことも、私が経験してきたレースとの違いでした。これまではおもに父(野田英樹)と無線で話しながらの走行が多かったのですが、今回からはエンジニアにマシンの状態を尋ねられることも多くなり、フィードバックをしていかなくてはいけない。今回は本当に初めてのことが多かったわけです。