Juju(野田樹潤)ブログ

2024.07.11

ヨーロッパで今季初優勝を経験し帰国したJuju。スーパーフォーミュラの第3戦となる今回はF3マシーンによる事前の試走、そしてエンジニアとともにシミュレーターで習熟作業を行うなど下準備をして挑んだ、そのレポートが届きました。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第106話:試走もして、しっかり準備して挑んだ3戦目!

もくじ

今回の準備はこんな感じ
しっかり走れたフリーと予選
目の前真っ白の恐怖

今回の準備はこんな感じ

みなさんこんにちは、Juju(野田樹潤)です。

私は6月頭のヨーロッパ、レッドブルリンクのレースで今季初勝利をあげて帰国しました。

そこから宮城県にあるスポーツランドSUGOで開催されるスーパーフォーミュラの第3戦までの間はレースに向けてしっかりと準備をすることができたと思っています。

SUGOのコースを試走(?)しました。

私はスポーツランドSUGOのコースを走ったことがなかったので、昨年までヨーロッパで走らせていたダラーラのF3マシーンを持ち込んで1日だけでしたが練習走行をしました。

それからTGMグランプリのファクトリーで、私の担当をしてくれている平野亮エンジニアと一緒に様々な作業を行いました。

BOSS GPを走った時のオンボード映像を見てもらったり、あとは今回SUGOで練習走行したときのロガーもチェックしてもらいました。

準備を重ねて挑みます。

あとはシミュレーターですね。これは練習というより平野さんと話し合いながら課題を克服していく感じでしたね。

スーパーフォーミュラの鈴鹿の開幕戦とオートポリスでの第2戦はチームと上手くコミュニケーションがとれなかったり、マシーントラブルが出てしまったりで、なかなか思うようにレースを組み立てていくことができませんでした。でも今回は準備万端。頭の中を整理して臨むことができました。

チームで戦います!

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
  • 撮影

    遠藤樹弥

    Tatsuya Endoh

    1996年兵庫県に生まれる。小学生の頃からカメラ好きの父親に連れられサーキットに通い始め、モータースポーツの迫力の虜になる。時が経ち、エンジニアを目指し某自動車専門学校に入学するも、かつて味わったレース撮影の面白さを忘れられず。夢への情熱が再燃し、大阪で写真の専門学校に通う。卒業後、晴れてモータースポーツフォトグラファーとして、国内外を問わず飛び回る日々を送る。日本レース写真家協会(JRPA)会員、ソニー・イメージング・プロ・サポート会員。
 
 

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