クルマ漬けの毎日から

2024.08.03

グッドウッドに登場! フォードの新型EV「カプリ」【クロプリー編集長コラム】

トヨタ 欧州部門CEOにインタビュー

午後には、トヨタ・モーター・ヨーロッパ(トヨタの欧州部門)の社長兼CEOを務める中田佳宏氏にインタビューした。

トヨタがイギリスで販売する純粋EV「bZ4X」

厳しいマーケット状況に辛抱強く立ち向かっている中田氏は、とても礼儀正しい人。EVの関税にトヨタがどのように対処するのか、またイギリスで2035年までに新車販売のゼロエミッション化を達成するために、自動車メーカーにゼロエミッション車(ZEV)の販売割合が義務づけられ、年々その割合が上がっていくこと(ZEV義務化)について、私は中田氏に質問した。

だが、エンジンの轟音と花火の音にかき消され、彼が話したことの少なくとも3分の1は聞き取ることができなかった。このイベントをイギリスの「真のモーターショー」にしたいのなら、落ち着いて会話ができるスペースを会場内に設ける必要があると感じた。

かれこれ30年以上取材を続けているグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに、今年も参加できたことを嬉しく思う。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    役職:編集長
    50年にわたりクルマのテストと執筆に携わり、その半分以上の期間を、1895年創刊の世界最古の自動車専門誌AUTOCARの編集長として過ごしてきた。豪州でジャーナリストとしてのキャリアをスタートさせ、英国に移住してからもさまざまな媒体で活動。自身で創刊した自動車雑誌が出版社の目にとまり、AUTOCARと合流することに。コベントリー大学の客員教授や英国自動車博物館の理事も務める。クルマと自動車業界を愛してやまない。

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