クルマ漬けの毎日から

2024.08.18

去るジャガーIペイス、来たるフィアット・グランデ・パンダ【クロプリー編集長コラム】

発進! 新型フィアット・グランデ・パンダ

新型グランデ・パンダとフィアットUKのダミアン・ダリー氏。

イギリス中部のゲイドンにあるブリティッシュ・モーターミュージアムに立ち寄った(妻はこのミュージアムは私の第二のすみかだと、時々皮肉っぽく言っている)。

ここで偶然、フィアットUKのマネージング・ディレクターのダミアン・ダリーに出会った。この日、フィアットUKはミュージアムの会議スペースを使って、新型のグランデ・パンダを正規ディーラーにお披露目していたのだ。ダミアンは私を会場に連れて行き、新型グランデ・パンダを見せてくれた。

新型は大型化しているが、大きすぎるわけではない。また、斬新なデザインに満ちている。さらに、ジョルジェット・ジウジアーロがデザインを手掛けた1980年の初代パンダが持っていたシンプルな角張ったスタイルを、部分的に継承してもいる。

まずはマイルドハイブリッド仕様が登場する。これはマーケットが求めていると思われる、小型の純粋EV導入に向けての第一歩。新型フィアット・グランデ・パンダをテストドライブする日が待ち遠しい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    AUTOCAR UK Editor-in-chief。オフィスの最も古株だが好奇心は誰にも負けない。クルマのテクノロジーは、私が長い時間を掛けて蓄積してきた常識をたったの数年で覆してくる。週が変われば、新たな驚きを与えてくれるのだから、1年後なんて全く読めない。だからこそ、いつまでもフレッシュでいられるのだろう。クルマも私も。

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