クルマ漬けの毎日から

2024.10.20

ケータハム・セブンの購入を検討するため、新工場を個人的に訪問。クロプリー家に最適なセブンのスペックが見えてきたようです。

ケータハム・セブンの購入、検討中です【クロプリー編集長コラム】

もくじ

出発前 予期せぬ出来事
大柄な私 ベストなセブンは?

出発前 予期せぬ出来事

translation:Kaoru Kojima(小島 薫)

ケータハムの新工場(イギリスのケント州)へ出かけた。数か月前にも取材でこの新工場を訪ねたが、今回はセブンの購入を検討することが目的。息子も同行することになった。

ところで、この日は思いがけず電車でケータハムへ向かった。その理由は、自宅のガレージ前にクレーンが止まっていて、クルマが出せなかったから。出発間際にドタバタしたあげく、雨の中をとぼとぼと1.6kmほど歩くことになった。この先も「自家用車」というものは引き続き存在していくだろうと、これまで以上に強く感じながら。

大柄な私 ベストなセブンは?

今回の訪問で、大型ボディのSV(シリーズ5)が私にとってベストなセブンであることがわかった。エンジンはフォード製デュラテック2Lを搭載し、重量1トン当たりの出力は360bhp、または420bhpのどちらか。これまでに運転したどのセブンよりも乗り心地がよい。またスペースにいくぶんゆとりがあることで、同乗者にとっても快適性が高い。

ところで、まもなくケータハムは公式に新たな工場見学をスタートさせる。見学者はヘッドフォンをつけて説明を聞いたり、技術者に直接質問したりできるという。この日、私たちはカスタマーリレーションズ責任者のアレックス・リードに工場を案内してもらい、じつに素晴らしい体験をさせてもらった。

帰宅後、わくわくしながらコンフィギュレーターでスペックとカラー(トリプルストライプ付きのイエロー)を選んだ。いまはソファのクッションの裏側まで、くまなく資金を探している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブ・クロプリー

    Steve Cropley

    AUTOCAR UK Editor-in-chief。オフィスの最も古株だが好奇心は誰にも負けない。クルマのテクノロジーは、私が長い時間を掛けて蓄積してきた常識をたったの数年で覆してくる。週が変われば、新たな驚きを与えてくれるのだから、1年後なんて全く読めない。だからこそ、いつまでもフレッシュでいられるのだろう。クルマも私も。

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