Juju(野田樹潤)ブログ

2024.12.06

スーパーフォーミュラ全9戦を、一度もリタイヤなく走り切ったJuju。第8、9戦を振り返ります。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第111話:満足な締めくくりとなった最終戦。でも来季は?

もくじ

はじまりの地、鈴鹿で迎えた最終戦

し烈なバトルで掴んだ12位フィニッシュ

ベストな走りで終えることができた最終戦

はじまりの地、鈴鹿で迎えた最終戦

みなさんこんにちは、Juju(野田樹潤)です。

少し時間が経ってしまい、もうSFgoアワードのドライバー部門獲得! というニュースも流れていますが(ありがとうございます!)、それは次回のレポートで触れることにして、ここでは11月9~10日に鈴鹿サーキットで開催された2024年全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)の第8戦と最終戦となる9戦の模様を振り返ろうと思います。

約1年前にテスト走行で走った鈴鹿サーキット。見える景色が今は違います。

そうです。いよいよ最終戦です! 振り返ってみれば、昨年12月6~8日に鈴鹿サーキットで開催されたSFのテスト走行が、私の日本での本格的なレースキャリアのはじまりでした。あれから1年ぶりに鈴鹿に返ってきたことになります。あのときは何もかも初めてづくしでしたが、今回は違います。ベースとなるセッティングもあるし、開幕戦の時と比べてライン取りも全然違っています!

このマシンにもすっかり慣れました。

ただ今回の週末で残念だったのは体調が悪かったこと。練習走行は無難にまとめることができましたが、あと一歩タイムを詰めていくところまではできませんでした。

体調不良は悔しかったけど、その中でもここまでできたのは自信になりました。

土曜日の午前中に行われた第8戦の予選はエンジニアと話し合って2周連続でのアタックを予定していたのですが、コース上がかなり混んでいてクリアラップを取ることができず、どちらの周でも思っていたほどタイムを伸ばすことができませんでした。それでもチームメイトの大津選手のコンマ21秒落ちだったので、ここから決勝に向けて良い流れが作れそうな感じもしていました。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
  • 撮影

    遠藤樹弥

    Tatsuya Endoh

    1996年兵庫県に生まれる。小学生の頃からカメラ好きの父親に連れられサーキットに通い始め、モータースポーツの迫力の虜になる。時が経ち、エンジニアを目指し某自動車専門学校に入学するも、かつて味わったレース撮影の面白さを忘れられず。夢への情熱が再燃し、大阪で写真の専門学校に通う。卒業後、晴れてモータースポーツフォトグラファーとして、国内外を問わず飛び回る日々を送る。日本レース写真家協会(JRPA)会員、ソニー・イメージング・プロ・サポート会員。
 
 

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