【Juju（野田樹潤）ブログ】第111話：満足な締めくくりとなった最終戦。でも来季は？

ベストな走りで終えることができた最終戦

最終戦も天気は晴れ。午前中の予選は失敗もしてしまい前日のようにはラップをまとめられず、21番手でした。決勝前のピットウォークでは、これまでにないくらい多くのファンの方が来てくれて、ハイタッチをすることができました！　

スタートは特に混乱もなく、きれいにレースがはじまりました。レース序盤はプッシュしすぎることなく、前を走る三宅淳詞選手や平良選手についていくことができました。それでもオーバーテイクできる感じではなかったので、チームと無線で話して早め（10周目）にピットストップを行ってアンダーカットを狙うことにしました。このピット作業で少し遅れを取ってしまったのですが、それでもペースは良く、レース中盤はすぐ後ろに平良選手、前に小高選手という順番で走っていました。

平選手とのバトルは激しかったですが、それでもペースを落とさず走れたのは良かったと思います。レース終盤は小高選手を追う展開でしたが、こちらがOTS（オーバーテイクシステム）を使うタイミングで相手もOTSを使っており、最終的に追い越すことはできませんでした。それでもレース中のベストラップも速くて優勝した太田選手のコンマ4秒落ちで走れましたし、その力強い走りをチームのみんなにも褒めてもらうことができ、自己ベストの12位フィニッシュを果たした前日以上に満足のできるレースとなりました。

さて最終戦が終わると話題は来季ということになるのですが……、TGMグランプリがSFから撤退してしまうと聞かされ、私の来季は未定なんです。もともと複数年で一緒にやりましょうという話をしていて、この事について私たちが知ったのは前戦の富士の直後。これから来季のシートを探すのは難しいタイミングなのです。

今年1年をかけてチームとは良い関係が築けて来ていただけに本当に残念です。

次のレポートではシーズンを振り返りつつ、来季に向けてなにか良い報告ができるのであればしたいなと思っています。みなさん、これからも応援をよろしくお願いします！

画像　Juju（野田樹潤）ってどんな人？　最近の写真をみる【スーパーフォーミュラ　第8、9戦SUZUKA　現場より】　全15枚