まだまだ頑張る現役総編集長の奮闘録

2025.02.16

笹本総編集長が50年前の海外で見かけたクルマたちの写真特集、第2弾はハワイ&ロサンゼルス編です。ちょうどネコ・パブリッシングを設立する前夜とも言うべき時期ですね。意外と多い英国スポーツカーや日本車も見所です。

【笹本総編集長コラム】50年前のハワイ旅行で見た街角のクルマ 青空の元、くたびれたオープン・スポーツが皆元気に走っています

もくじ

ネコ設立前夜のサラリーマン時代
MGミジェット
トライアンフ・スピットファイア
MG A
MG A
トライアンフTR4
トライアンフTR4
ダットサン・フェアレディ1500
フィアット850スパイダー
フェラーリ330GT 2+2
フォルクスワーゲン・タイプ1
フォルクスワーゲン・タイプ1カブリオレ
フォルクスワーゲン・タイプ1カブリオレ
ホノルルを走る日本車たち
シボレー・ベルエア・ノマド・ステーションワゴン
GMCバッファローバス
ボルボ 1800S
ボルボ122
ジャガーXK150
ブガッティ風? レプリカ
ポルシェ356Bクーペ
ポルシェ356Cカブリオレ
ポルシェ356Aスピードスター
ポルシェ356プリAカブリオレ
ボルボPV544

ネコ設立前夜のサラリーマン時代

大学を卒業した後、新卒で就職したのは株式会社日本交通公社の出版事業局であった。当時は本社の一部門だったが、いまは分社化してJTB出版となっているはずだ。

その頃ベストセラーであった時刻表や、月刊誌の『旅』、女性向けの『るるぶ』などを発行していた。私は結果として4年間在籍しただけだった。

なぜかというと、3年目の中ごろに個人的な趣味で、『スカイラインGT-R』という豪華本を発行し、全国の日産プリンスのディーラーで販売してもらったのである。

ところがこれが予想を遥かに超えてバカ売れしてしまい、本来なら最近はやりのダブルワークをするつもりだったのが、一転独立することになったのである。それがネコ・パブリッシングのスタートであったのだ。

余談はさておき、僅か4年間のサラリーマン生活であったが、それなりに楽しく得るものも多かったように思う。

当時のJTBでは、海外への団体旅行の企画などで席が余った際に、キャンセルするよりも原価で社員に販売し、研修として参加してもらった方が会社としてメリットがあるという方針だった。

このメリットを逃すはずもなく、初めてホノルルに行った時のスナップが、今回ご覧にいれるクルマ達である。皆使い込まれて、街に溶け込んでいる姿が懐かしい。

MGミジェット

MG ミジェット

ホノルルで最初に見たのはMGミジェット。濃紺のカラーはシブい。幌を上げないと、お肌に良くないですからね。英国のスポーツカーは、当時、皆アメリカ市場で成功していたので、ハワイでも沢山走っていました。

トライアンフ・スピットファイア

トライアンフ・スピットファイア

ミケロッティがデザインしたトライアンフ・スピットファイアも発見しました。イタリアンテイストのボディが魅力です。バンパーレスで頑張っていますね。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    笹本健次

    Kenji Sasamoto

    1949年生まれ。趣味の出版社ネコ・パブリッシングのファウンダー。2011年9月よりAUTOCAR JAPANの編集長、2024年8月より総編集長を務める。出版業界での長期にわたる豊富な経験を持ち、得意とする分野も自動車のみならず鉄道、モーターサイクルなど多岐にわたる。フェラーリ、ポルシェのファナティックとしても有名。

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