Juju(野田樹潤)ブログ

2025.03.21

ついに始まった、2025年スーパーフォーミュラ。開幕戦は鈴鹿でのダブルヘッダーとなりました。

【Juju(野田樹潤)ブログ】第114話:新チームで挑む新シーズン。開幕戦鈴鹿を無事完走しました

もくじ

失敗を恐れず、気負わずに!

辿り着いたグリッドでしみじみ

荒れたレース、痛恨のペナルティ

開幕2レースを無事完走!

失敗を恐れず、気負わずに!

みなさんこんにちは、Juju(野田樹潤)です。

3月8~9日、ついに全日本スーパーフォーミュラ選手権が開幕しました! 私にとって2シーズン目となる『SF』です。今回は鈴鹿サーキットで開催された開幕戦と、第2戦の模様をレポートしていきます。

いよいよ開幕! 失敗を恐れず、少しでも前に。応援、よろしくお願いします!

2月18~19日に鈴鹿サーキットで開催された公式テストが雪で大幅短縮になってしまったこともあり、ちゃんと準備ができたとは言えない状態で挑む今回のレース。チームとしては事前に「失敗を恐れず、気負わずにがんばろう!」と声を掛け合い、鈴鹿に入りしました。シーズンがはじまってしまうわけですが、自分たちとしては失敗を恐れず、着々と戦える体制を作っていこうというわけです。

いつもヨーロッパでお世話になっているエンジニアさんが来日。今月末も渡欧するので、課題を共有できました。

今シーズンのSFは昨年までと若干フォーマットが変わっていて、まずダブルヘッダーがいくつかあります。あと土曜日と日曜日のレースの距離も違うし、ピットイン可能なタイミングも異なります。土曜のレースはスタート後10周目からタイヤ交換できますが、日曜はいつでも可能ということになりました。

セッティングはチームのエンジニアさんたちと擦り合わせ、試行錯誤の繰り返しです。

第1戦と2戦のダブルヘッダーとなった今回、金曜日に2回用意された練習走行は、まさにテストのような気持ちで挑みました。マシンのベースセットに特に問題はなく、いくつか変更も試すことができました。問題は路面温度が低いこと。これは週末を通して変わらない条件でした。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。

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