Juju(野田樹潤)ブログ

2025.03.21

【Juju(野田樹潤)ブログ】第114話:新チームで挑む新シーズン。開幕戦鈴鹿を無事完走しました

荒れたレース、痛恨のペナルティ

さあ、27周の決勝レースがはじまります。スタートは成功しましたが、オープニングラップで前の方でクラッシュがあったようでさっそくセーフティカーが入る状況。私は心を落ち着けてリスタートの瞬間を待ちました。

結果的に開幕戦は3回もセーフティカーが入る荒れた展開になりました。私は前のマシンについていけるペースがあったのでOTS(オーバーテイクシステム)を温存しながら無理のない感じで走っていました。

鈴鹿はだいぶ回数を重ねてきましたが、ほかにはない、あのリズミカルなS字が、やっぱりちょっと難しいです。でも、やりがいもある!

懸案だったタイヤ交換のピットインは、セーフティカーが入ったこともあり10周目のタイミングで入りました。ところがピットアウトの時にスピードリミッターを解除するタイミングが少し早く、ドライブスルーペナルティを受けてしまいました。

その後はベストラップを更新しつつチェッカー。スタートから2ポジションアップの16位。ベストラップも全体の11番手でした! レース中は無線がトラブってしまったので、車載カメラにジェスチャーで応えたりしましたが、無事完走出来てよかったです。

国内のいろいろなサーキットにも慣れてきました。各地で好きなご飯屋さんとかもできました!

日曜日はサーキットに吹く風が昨日とは真逆の方向になり強くなりました。10時半からの予選はうまく纏めることができ、前日より1秒以上タイムを詰めることができました。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。

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