Juju(野田樹潤)ブログ

2025.04.17

【Juju(野田樹潤)ブログ】第115話:ヨーロッパで走り込み、コースレコード目前!

ベルギーから、はるばるスロバキアへ

今回はSFの第2戦と第3戦の間で上手くタイミングが合ったので、LMP2マシンをドライブできました。でも、だからといって私がル・マン24時間レースのようなプロトタイプカーのレースに出ようとしているわけではないのです。これは、あくまで大きなパワーのマシンを乗りこなすための練習です。

今はとにかくたくさん乗って、経験を増やしていきたいです。

例えば、他のSFドライバーの多くは日本のスーパーGTにも参戦していて、GT500マシンを走らせています。でも私にはそういう機会はないし、かといって国内のサーキットにSFのマシンを持ち込んで練習走行をすることもできない。だったら海外で走り込もう、というわけなのです。

HSエンジニアリングのみなさん、いつもありがとうございます。

さて、スパで走り込んだ後、私たちが向かったのはスロバキア・リンクでした。名前の通り、東欧スロバキアにあるサーキットです。スロバキアに行くのは初めて。サーキットはハンガリーの国境近くでしたが、ベルギーからはけっこう距離がありました。移動の途中でオーストリアを通った時、アウトレット・モールがあったので立ち寄ってみました。今回の旅の最大の息抜きは、お買い物でしたね。

3週間の滞在の間、サーキットにいない日も、ミーティングやトレーニングでなかなか忙しかったです。

また、スロバキアの食事では、野菜スープがおいしくて、ちょっと感動してしまいました。味はコンソメのような感じなのですが、野菜がたくさんで、素朴でおいしかった! そうそう、旅の食事は自炊と外食が半々くらいです。

あと、私も運転免許を持っているので移動のレンタカーを運転できるわけですけど……、助手席で寝てしまっていることが多いですね~(笑)。ちょっと運転して、すぐ父に、「代わろっか」って言ってしまいます。

記事に関わった人々

  • 執筆

    Juju(野田樹潤)

    Juju Noda

    2006年生まれ。3歳でカートを始める。経験を積み、9歳で最年少デビューを果たしたFIA-F4マシンでは11歳で「U-17大会」に出場。2018年にはF3マシンに挑戦し、2020年はデンマークF4参戦デビューウィン。2021年はアメリカF4 USとデンマークF4。2022年は「Wシリーズ」ドライバーオブザイヤーを獲得。2023年に獲得したユーロフォーミュラのウィナー、ZinoxF2000のチャンピオンはいずれも女性初。2024年日本最高峰レースのスーパーフォーミュラに史上最年少、日本人女性初のデビューを果たす。目標は「日本人初の女性F1/フォーミュラEのドライバーになって、チャンピオンになること」。2024年8月、FORBES JAPAN 30 UNDER 30 2024「世界を変える30歳未満」30人に選出された。
 
 

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