ルノー カングー ジャンボリー2017
2017.05.14
カングー・ジャンボリーは、実は世界で唯一ガングー主役のルノー公式のファン・ミーティングです。今年も5月14日に山中湖を舞台の開催されました。カングーだけでも1,243台が集まりました。
世界最大規模のカングー・ミーティングである「ルノー カングー ジャンボリー2017」が、5月14日、山梨県山中湖村の山中湖交流プラザ「きらら」にて開催された。
同イベントは、世界で唯一となるカングーを主役とするルノー公式のファン・ミーティングだ。山中湖畔の広大な敷地を持つ会場が、オープンと共にカングーで埋め尽くされるのも、ファンには見慣れた光景だ。今年、全国各地から集まったカングーの数は、昨年の135台増しとなる1243台。さらにルノーの他のモデルや他ブランド車まで含めると、全体の来場台数は1977台にも上る。来場者は、カップルやファミリーが多いため、4226人が集う。ミーティング・イベントとしてはかなりの規模といえる。
前日は、激しい雨に見舞われた山中湖であったが、当日は青空とは行かないものの過ごしやすい一日に。オープニングで挨拶を行ったルノー・ジャポンの大極 司代表取締役社長は、「皆さんの熱い想いが、雨雲を跳ねのけてくれた」と、全国より集まったファンを歓迎すると共に、感謝の気持ちを伝えた。
会場内は、ステージエリアと駐車エリアの大きくふたつに分けられる。ステージ・イベントの目玉は、毎年恒例となった新車発表会だ。今回は、限定車である「カングー アン プロヴァンス」を発表。これは、南フランスのプロヴァンス地方の夏をイメージした特別仕様車で、オレンジ・メタリックのボディカラーとダークグリーン×アイボリーの専用シートカバーを備えた内装が特徴となっている。この限定車は、なんとイベント限定グッズとしてチョロQ化。多くのファンがイベント参加の記念に買い求めていた。
さらにカングーのトピックとして、ステージでは働くカングーである2台のコラボカーがお披露目された。フランス菓子の名店「ピエール・エルメ・パリ」で活躍する配達車とイオンペットの救急動物病院に配備されるペット用ドクターカーの2号車だ。ドクターカーについて簡単に解説すると、災害発生時にいち早く被災現場へ獣医師や動物看護師などを派遣し、ペットの救命活動やケアを行えるよう特別仕様としたもの。診察だけでなく、手術まで可能な医療機器まで搭載されるなどかなり本格的だ。既に1号車が幕張新都心のイオン動物医療センターに配備されているが、2号車は相模原どうぶつ医療センターに配備されるという。愛犬共に参加するカングー・オーナーも多いだけに、このドクターカーへの関心も高い様子であった。
一方、駐車エリアも、イベントを楽しむうえで重要なポイントとなる。毎年、ファン同士の交流やカングー・オーナーによるフリーマーケットなど、大いに盛り上がりを見せるからだ。特にカスタム好きのカングー・オーナーにとっては情報収集の場でもある。熱心にカングーに取り付けられたパーツをチェックする来場者の姿も見受けられた。またピクニック感覚で、テーブルやイスを並べ、仲間と語らいながら過ごすなど参加者それぞれが思い思いにのんびり過ごせるのも、同イベントの魅力。湖畔の美しい自然と一面に咲いた愛らしい花のように色鮮やかなカングーたちに囲まれた一日は、参加者たちの心を大いにリフレッシュしてくれたようだ。