ランボルギーニ・ディ2017(2)コンクール全車両/パレードをご紹介

2017.10.20

ランボルギーニ・ディのレポート第2弾は、コンクール・デレガンス、パレードを特集。まさに、ランボ三昧の一日です。

text & photo:Kazuhide Ueno(上野和秀) photo:Lamborghini Japan(ランボルギーニ・ジャパン)、AUTOCAR JAPAN

ステファノ・ドメニカリCEOも来日

今回のランボルギーニ・ディは、日本におけるランボルギーニ輸入開始50周年という記念すべき節目の年になるだけに、イタリア本社からステファノ・ドメニカリCEOを始めとするキーマンが来日した。F1ファンであればスクーデリア・フェラーリの代表を長らく務めていたことは広く知られており、退社後にサンタアガータ・ボロネーゼに移りアグレッシブな経営で成功に導いているのはご存じの通り。ランボルギーニ・ディのプレス・カンファレンスでは以下のような祝辞を述べた。


「ランボルギーニは日本でメモリアルイヤーを迎えました。日本のお客様に長きにわたりご愛顧いただき、わたしたちのブランドとの強い絆を築いていただきましたことに感謝申し上げます。おかげさまで日本は世界第2のマーケットとなりました。2018年にはウルスが登場し、日本でかつてない成功を収めることができるものと期待しています」

ランボルギーニ・アジア太平洋地区代表のアンドレア・バルディ氏も次のように述べた。

「今年1月に神戸と横浜に新たなショールームがオープンし、国内ディーラーは合計8店舗になりました。スーパーSUVウルスの発売も控え、今後も更なる販売ネットワークを拡大してまいります」


このほかランボルギーニ・ディの開催を祝してジョルジョ・スタラーチェ駐日イタリア大使が、本式典に出席した。

日本上陸50周年を祝う車両たち

スピーチが行われたメインホール内にはチェンテナリオ、ミウラ、アヴェンタドールSロードスター、ウラカン・スーパー・トロフェオEVO、そしてアヴェンタドールSロードスター50thアニヴァーサリー・ジャパン「水」モデルが来場者を出迎えた。このほか9月にスイスのヌーシャテルで行われた「ランボルギーニ&デザイン・コンクール・デレガンス」で、栄えある「ベスト・オブ・ショー」を受賞した日本人が所有するミウラSVが特別展示され、ランボルギーニの現代と過去を象徴するモデルが並べられた。

都内中心部を70台余りがパレード

日本のランボルギーニ・オーナーを招いたパーティーへは100台以上が集まった。その中の希望者による現行モデルによる都心部のパレードが行われた。アヴェンタドールやウラカン、ガヤルドなど70台を超えるランボルギーニが、芝公園から東京タワー、銀座、大手町、桜田門を経て東京プリンス・ホテルに戻るルートが設けられ、銀座などでは連なってやって来るランボルギーニが注目を集めていた。こうしてランボルギーニ・ディは静かに幕を下ろした。

  • 2016年に創設者フェルッチオ・ランボルギーニ生誕100周年を記念して製作されたチェンテナリオは、会場の中で威厳を放っていた。

  • 9月のフランクルト・ショーで発表されたばかりのアヴェンタドールSロードスターも、ランボルギーニ・ディ2017の中で日本初披露された。

  • 「ランボルギーニ&デザイン・コンクール・デレガンス」で「ベスト・オブ・ショー」を受賞したミウラSVが最新モデルとともに展示。

  • 世界最速のワンメイクレースと謳う「ランボルギーニ・スーパートロフェオ」シリーズ用のウラカン・スーパー・トロフェオEVO。

  • 東京プリンス・ホテルからパレードランに出発するランボルギーニたち。

  • 夕闇に浮かび上がる東京タワーをバックに駆け抜ける参加車たち。

  • 夕刻の銀座に突如現れたランボルギーニの大群に、通行人もビックリ。

 

おすすめ記事

 

人気記事