こんな相棒がいてくれたら ジープ・グランドチェロキーは気取らず付き合えるナイスガイ

公開 : 2024.02.05 15:45

ジープ・グランドチェロキーのプラグインハイブリッドモデルに小川フミオが試乗します。

もくじ

デビューから30年以上の歴史が裏づける高い基本性能
高い完成度をひけらかさない「控えめな存在感」
街中も長距離もカバーする米国流オールラウンダー
頼りがいあるタフな相棒としてつきあえる1台

デビューから30年以上の歴史が裏づける高い基本性能

AUTOCAR JAPAN sponsored by Jeep Japan
ジープ グランドチェロキー(Summit Reserve 4xe):全長×全幅×全高=4910×1980×1810mm、ホイールベース=2965mm

SUV、スポーツユーティリティビークルの定義とはなんぞや。という問いかけを聞く。それに対する答えは意外とシンプル。スポーティな走りと、機能的な動力性能と、高い利便性でもってThe SUVと言いたいのが、ジープのグランドチェロキーだ。

乗らずにいるともったいないような、いいクルマである。SUVというと、日本製をはじめ、英国製やドイツ製のプロダクトがすぐ思いつくひとも、SUVの元祖はじつは米国だったことを思い出してほしい。グランドチェロキー、ファンはグラチェロなどと略す、このモデル、期待を裏切らないはずだ。

エンジン最高出力:272ps/5250rpm、エンジン最大トルク:40.8kg-m/3000rpm

初代は1993年登場で、現行車は5代目となるから歴史は長い。ひとことで特徴を説明すると、最新の電子技術をうまく使い、すぐれた悪路走破性を実現。加えて、快適な乗り心地と広い室内という高い居住性を備えているところだ。

(P1モーター)定格出力:27ps、最高出力:63ps、最大トルク:5.5kg-m、(P2モーター)定格出力:64ps、最高出力:145ps、最大トルク:26.0kg-m。

クリーンなデザインもずっと継承されてきた魅力だ。余裕あるサイズのボディはしっかり感があるし、強力なエアコンと、いい音で鳴るオーディオなど、日常的にたいへんすぐれたパートナーになってくれる。しかも、プラグインハイブリッド搭載で燃費にもすぐれる「4xe(フォーバイイー)」が魅力を強化している。

ジープ・グランドチェロキー 公式サイトをみる
 

記事に関わった人々

  • 執筆

    小川フミオ

    1959年生まれ。慶應義塾大学文学部英米文学科卒業。二玄社(にげんしゃ)で「NAVI」の編集に携わる。1999〜2001年、編集長。02年より「モーターマガジン」(モーターマガジン社)の編集長に。同年秋より「Food and Style」を謳うグルメ誌「アリガット」(IMAGICAパブリッシング)の編集長に。2004年よりフリーランス。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。
  • 編集

    香野早汰

    Hayata Kono

    1997年東京生まれ。母が仕事の往復で運転するクルマの助手席で幼少期のほとんどを過ごす。クルマ選びの決め手は速さや音よりも造形と乗り心地。それゆえ同世代の理解者に恵まれないのが悩み。2023年、クルマにまつわる仕事を探すも見つからず。思いもしない偶然が重なりAUTOCAR編集部に出会う。翌日に笹本編集長の面接。「明日から来なさい」「え!」。若さと積極性を武器に、日々勉強中。

関連テーマ

おすすめ記事