こんな相棒がいてくれたら ジープ・グランドチェロキーは気取らず付き合えるナイスガイ
公開 : 2024.02.05 15:45
頼りがいあるタフな相棒としてつきあえる1台
グランドチェロキーは、もちろん、悪路走破性も得意科目。「クォドラトラック」4×4システムや、さまざまな悪路走破用の「セレクテレイン」ドライブモードと装備は豊富だ。
じっさいに、かなり強力な走破力を発揮するのは私も体験ずみ。北米では岩場を上り下りするロッククローリングという、オフロード車乗りに人気が高い楽しみ方があり、そこでも大径タイヤを履いたグランドチェロキーを見かけるほどだ。
どこへでも行けるクルマとして徹底的に使えるよう開発されているのが、じつに米国的と言いたくなる。
いっぽう、ここで紹介している「グランドチェロキー・リミテッド・サミットリザーブ4×e」は、車高の上下も選べる「クォドラリフト」エアサスペンションをはじめ、21インチアルミホイール、「アクティブドライビングアシスト」など安全支援システムが充実。
クリアで高精細なマッキントッシュのプレミアムサウンドシステム、さらに見た目の質感を上げている車体の加飾などを特徴としている。これもある意味、日常的な快適性に直結する「機能」である。
どんな装備がドライバーの気分をよくしてくれるか。開発陣はよく知悉している。ドライブしているとディテールまでよく考えられているのに感心してしまう。
クルマとの付き合い方は、日本では考えられないほど、濃密な北米。そこで生まれて、長い時間をかけて洗練されてきたグランドチェロキーだけに、深いおつきあいが出来ると思う。