グランドチェロキーのハイレベルな万能性 大雪にみまわれたロングツーリングで包容力の源を探る
公開 : 2024.03.15 11:00
ジープ・グランドチェロキーで、春の初めのロングドライブに出かけました。
もくじ
ー ジープ・グランドチェロキーで広がる可能性
ー 春の初めの大雪がもたらした、予想外の冒険旅行
ー 高い走破性が演出する至高のロードトリップ
ジープ・グランドチェロキーで広がる可能性
「クルマ離れ」などという言葉が一般的になって久しいが、一方ではクルマの可能性、メリットが日々拡大していることも確かなのである。パーソナルな移動空間であること、そしていつでも出かけられる自由があるからである。
そこに「どこへでも」というキーワードを付け加えるとしたら、愛車はグランドチェロキーのような包容力のある1台が理想的だ。
ジープ・ファミリーは伝統的な4×4の駆動系に裏打ちされたタフな走行性能を特徴としている。その中にあって最大サイズのボディを持ったグランドチェロキーは、新しく生まれ変わるたびに高級感が増し、乗り心地も上質になることでジープ・ブランドのプレミアムな印象を牽引しているのである。
現行モデルのグランドチェロキーの特徴のひとつに「選べる」という点が挙げられる。ボディは標準と車名の末尾にLが付くロングボディの2種類が用意されているのだ。
標準ボディのエントリーモデルであるリミテッドは2L直列4気筒ターボを搭載。リミテッド4×eとサミットリザーブ4×eは4気筒エンジンにPHEVシステムを追加することで電動化されている。
一方3.6LのV6エンジンを搭載したL(ロングボディ)モデルは3列シートとなっているが、Lリミテッドは7人乗り、上級モデルのLサミットリザーブは2列目シートを2人掛けにすることで6人乗り仕様となっているのである。