生まれ変わったブリヂストンREGNO GR-XIII AMG CLA 35も様変わり 輸入プレミアムの選択肢にも
公開 : 2024.03.25 11:00
ENLITENとは何か
「GR-XIII」最大の特徴は「ENLITEN」(エンライトン)と呼ばれるブリヂストンの新たなプレミアムを作り出す「商品設計基盤技術」を国内市場向け市販タイヤに初めて採用したことだ。
ENLITENとは平たくいうとタイヤ開発の基礎となる開発コンセプトである。最新のテクノロジーを惜しみなく投入してまずはタイヤ全般の性能底上げを図る。
そのうえで装着するクルマのカテゴリーごとに要求される性能や機能をさらに伸ばしていく。
それゆえハンドリング性と乗り心地との関係のように従来のタイヤでは背反にあった項目の両立を図ることが可能となった。
要するに起点となる性能がすでに高いため、とある項目を引き上げたとしても、他の背反する項目に与える影響が結果的に少なくなる。
REGNOがこれまでもずっと重要視してきた全方位的なパフォーマンスの向上をさらに強化し、「GREAT BALANCE」を進化させる真髄となると言えそうだ。
具体例としては、「GR-tech Motionライン」と呼ばれる新たなケースラインや「GR-tech Silentゴム」、3Dノイズ抑制グルーブなどを採用することによって、これまでもREGNOがこだわり続けてきたロードノイズ(荒れた路面で気になりやすい)やパターンノイズ(滑らかな路面で気になりやすい)をさらに抑制することに成功している。
新品タイヤ装着時の騒音エネルギー低減率で言うと、従来モデルの「GR-XII」と比べて、荒れたアスファルト舗装路面ではロードノイズ(低周波)を12%、スムースな路面ではパターンノイズ(高周波)を8%、それぞれ低減した。※詳しくはカタログ/ホームページをご覧ください。
再生資源や再生可能資源を合成ゴムに使用するなど、カーボンニュートラル化やサーキュラーエコノミーにもひと役買っている。
画像 ブリヂストン・レグノGR-XIII × メルセデスAMG CLA 35 見た目もイケてる組み合わせ【詳細】 全28枚