生まれ変わったブリヂストンREGNO GR-XIII AMG CLA 35も様変わり 輸入プレミアムの選択肢にも
公開 : 2024.03.25 11:00
AMG CLA 35、ガラリ
「GR-XIII」を履くメルセデスAMG CLA 35で半日ほど都内近郊をドライブした。以前に試したCLA35の印象はというと、きびきびとしたハンドリングが印象的だった一方で、乗り心地にはFR系モデルのようなしなやかさがなく、硬派な印象が強かった。
ところがどうだ。走り始めてすぐに最新のAMGモデルに独特の強いあたりが影を潜めたことに気づいた。
ゴツゴツとした、特に前輪に際立っていたツッパリ感が見事に解消されている。後輪の追従性もよく、結果、とてもしなやかに四輪が動いてくれる。
しかもロードノイズは少なく、静粛性が驚くほど向上している。誰がドライブしても乗り心地が格段に良くなったと思うはずだ。
かといって単に柔らかくなってしまったわけではない。それが証拠にハンドル操作のはじめから感じるタイヤの動きが非常に明快で、しかも自然だ。戻し際も同じ。
要するに旋回中のフィールにだらしなさは一切ない。それでいて乗り心地がいい。
コーナーや車線変更時に視線の変化が少なかったことも心地よくドライブできた大きな要因の一つだろう。
首都高速道路でも心地よい印象のドライビングフィールは変わらなかった。乗り心地のよさは相変わらずで、パターンノイズも少ない。
しかも車線変更もラクだ。追い越し加速ではタイヤがよく路面をつかんで、豊かな瞬発性をみせた。
嬉しかったのはドライビングファンも上々であったこと。ちょっとしたカントリーロードではリニアで心地よく自然なハンドリング性能を実現していることに驚いた。
これらは前述した「GR-tech Motionライン」に加えて、ブリヂストン独自の「ULTIMAT EYE」技術などによるものだ。
タイヤの接地面積が増し、接地圧が分散されて接地性が向上しているからだという。
画像 ブリヂストン・レグノGR-XIII × メルセデスAMG CLA 35 見た目もイケてる組み合わせ【詳細】 全28枚