中古車の個人間売買ってどうやるの? 「シフトゲートジャパン」なら安心・カンタン、そのしくみとは 藤島知子が取材

公開 : 2024.08.01 00:00

シフトゲートジャパンのサポート体制とは

もちろん、個人間売買で消費税が掛からないことは日本国内においてもメリットが大きい。

ただ、個人間の売買となると、売る側は高く、買う側は安く購入できるメリットが得られる反面、トラブルが起こった場合の不安があることも否めない。シフトゲートジャパンはそうした不安を取り除く対策も行っている。大きく分けて3つの柱がある。

「G735ギャラリー」は銀座7丁目3番地5号に2016年に輸入車ショールーム兼アートギャラリーとしてオープン。

1つめはコンシェルジュサービス。相手方との交渉、面倒な書類手続き、陸送手配などをサポートしてくれる。2つめは協力体制。13ブランドの正規ディーラーなどを営むMID.αグループやその他、全国の正規ディーラーと連携することで、売却後の補償制度などをサポート。

3つめは情報の明確化で、取引相手が見えないことへの不信・不安を払拭するために車両の情報や基本費用などを明確にしていくもの。オンラインを活用しながらも、現車確認で得られる情報と同等以上の情報を提供することで、納得して売買してもらえることを目指しているという。

シフトゲートジャパンの岩淵GMに今後の戦略や展望について伺ってみたところ、「日本国内の個人間売買の比率を30%以上まで高めることを目標にしています」

「EC市場が成熟して行くにつれて、DX化とAIの導入は必須で、輸入中古車の希望車種検索から納車、出品登録から車両の引き渡しまで、店舗と同様の接客サービスをオンライン上でストレスなく受けられる仕組みの整備、お客様に向けて、更なるサービス向上を進めていきたいと考えています」とコメント。

効率化、スマート化が求められていくこれからの時代においては確実に個人間売買におけるニーズが高まっていくのではないかと想像が拡がった。それと同時に、DX化が進んでいくこの社会において、シフトゲートジャパンによる安心でスマートに輸入中古車売買ができるサポートサイトの存在が、今後の中古車流通の常識を変えていってくれるのではないかと感じた。

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記事に関わった人々

  • 執筆

    藤島知子

    Tomoko Fujishima

    クルマ関連情報を走り好き目線と女性視点を交えながら紹介。テレビ神奈川の新車情報番組「クルマでいこう!」ではお茶の間の幅広い世代に向けて魅力を発信中。2002年よりモータースポーツに参戦、2021年はKYOJO-CUPやスーパー耐久でドライバーとして奮闘。日本自動車ジャーナリスト協会会員。2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。
  • 撮影

    小川和美

    Kazuyoshi Ogawa

    クルマ好きの父親のDNAをしっかり受け継ぎ、トミカ/ミニ四駆/プラモデルと男の子の好きなモノにどっぷり浸かった幼少期を過ごす。成人後、往年の自動車写真家の作品に感銘を受け、フォトグラファーのキャリアをスタート。個人のSNSで発信していたアートワークがAUTOCAR編集部との出会いとなり、その2日後には自動車メディア初仕事となった。

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