GT・モデナ・トロフェオ マセラティ グレカーレの3グレードの異なる魅力とは?

公開 : 2024.04.25 11:00

マセラティ グレカーレの各グレードを解説します。

もくじ

MC20ゆずりの心臓を持つトロフェオ、軽快さ光るGTとモデナ
エクステリアとインテリアはどう違う?

MC20ゆずりの心臓を持つトロフェオ、軽快さ光るGTとモデナ

AUTOCAR JAPAN sponsored by Maserati Japan
photo:Maserati Japan

マセラティから、レヴァンテに続きSUVの2車種目として世に送り出されたグレカーレにはトロフェオ、モデナ、GTの3つのグレードが用意されている。

グレカーレ トロフェオ:全長×全幅×全高=4860×1980×1660mm、ホイールベース=2900mm。

しかし、AUTOCARの読者でもこれら3グレードの違いを知りつくしている方は多くはないのではないだろうか? 今回は、マセラティ グレカーレに用意されているトロフェオ、モデナ、GTの3つのグレードの違いを解説する。

グレカーレ モデナ:全長×全幅×全高=4845×1980×1670mm、ホイールベース=2900mm。

AUTOCARの読者がまず気になるのはなんといってもパワートレインだろう。トップグレードたるトロフェオは、速さではマセラティの頂点に君臨するMC20に由来する「ネットゥーノ」V6エンジンを搭載する。

グレカーレ GT:全長×全幅×全高=4845×1950×1670mm、ホイールベース=2900mm。

MC20のそれをウエットサンプ化した3L V6ツインターボは6500rpmで530psを絞り出す。また、最大トルクは3000-5500rpmの範囲で620Nmにも達し、最高速度は285km/h、0-100km/h加速は3.8秒という速さを誇る。

グレカーレ トロフェオ

また、ドライブモードの「コルサ」が選択可能になるのもトロフェオの特権だ。コルサを選択すると、変速スピード、スロットルへの応答性が引き上げられる。さらにローンチコントロールの使用も可能になり、グレカーレのポテンシャルのすべてを発揮するための条件が整えられる。

グレカーレ モデナ

GT、モデナには2L直4ターボを搭載。48VのBSGで電動化され、さらにE-Boosterとターボチャージャーによりパフォーマンスを向上させている。

グレカーレ GT

それぞれ、GTは300ps、モデナは330psを5750rpmの回転数で発生する。マセラティらしく、高回転でパワーが発揮される仕立てとなっているわけだ。高速度はGT、モデナともに240km/h。0-100km/h加速はGTが5.6秒、モデナが5.3秒だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

マセラティ グレカーレの魅力

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事