家族でジープを使いこなす 「3列シート×ディーゼル」のコマンダーで広がる可能性
公開 : 2024.05.02 16:15
ジープ・コマンダーで春のドライブに出かけます。
もくじ
ー ファミリーユースの高い要求に応える1台
ー ツボを押さえた便利装備が充実
ー 先進の運転支援システムと伝統の悪路走破性を両立
ファミリーユースの高い要求に応える1台
縮こまるような寒さも忘却の彼方となった現在、ドライブやアウトドアレジャーにピッタリの陽気となってきた。ともなれば新しい愛車に乗り換えたいと考えている人も多いタイミングと言えるワケだが、今回はファミリーのお出かけにもってこいの1台をご紹介したい。それがジープ・コマンダーである。
ジープと言えば言わずと知れたオフロード車ブランドであり、80年以上という長い歴史を誇っている。そんなジープブランドには本格的なオフローダーであるラングラーやピックアップトラックのグラディエーター、ラグジュアリーモデルのグランドチェロキーなど幅広いラインナップが揃っているが、なんと3列シートを備えたモデルも存在しており、それがコマンダーというワケなのだ。
エクステリアデザインはフラッグシップモデルであるグランドチェロキーLの系譜を引き継ぐデザインとし、一目でジープであることが分かる7スロットグリルはヘッドライトと一体化した先進的なもの。
それでありながら全長4770mm×全幅1860mmと、3列シートSUVでありながら取り回しがしやすいサイズに収められており、日常使いに供しやすい大きさという点も良い意味で輸入SUVらしくないポイントだ。
そしてもう1点、ファミリーユースの3列シートSUVとして見逃せない美点と言えるのが、心臓部に高い経済性とトルクフルな走りを味わえるディーゼルエンジンを搭載しているという点だ。
1956ccの排気量を持つこのディーゼルエンジンは、350Nmという最大トルクを1,750~2,500回転という低回転で発生しつつ、WLTCモードで14.4km/L、高速道路モードでは17.3km/Lという低燃費を実現しているのである。
ではここからはそんなコマンダーの魅力を深掘りしていこう。