家族でジープを使いこなす 「3列シート×ディーゼル」のコマンダーで広がる可能性

公開 : 2024.05.02 16:15

ツボを押さえた便利装備が充実

コマンダーには2-3-2レイアウトの7名分のシートが用意されているが、シートを含むインテリアには上質でプレミアムな魅力を放つレザーインテリアを採用。

フロントには8ウェイパワーシートがおごられるほか、運転席には2種類のドライビングポジションを記憶させることができるため、パートナーと運転を変わるときでも瞬時にベストなドライビングポジションを取ることができる。

また全席にリクライニング機能を搭載し、快適なシートポジションを取れるようになっており、シートアレンジとしては50:50の分割可倒式3列目シートやタンブル機能を持った2列目シートなど、乗車人数や積載する荷物に合わせてフレキシブルにアレンジすることができるのだ。

もちろん近年のSUVには必須の装備となりつつあるハンズフリーパワーリフトゲートも標準装備となっているので、両手に荷物を持った状態でもリアバンパーの下で足を動かすだけで開けることができるのも嬉しいところ。

インフォテインメントシステムとしては10.1インチのタッチパネルモニターをインパネ中央に搭載し、さまざまな車両の機能を呼び出せるようになっているほか、車載ナビゲーションはApple CarPlayおよびAndroid Autoにも対応しスマートフォンとのシームレスな連携を実現。

また車載ボイスコマンドによってステアリングから手を離すことなく、音声でオーディオの操作や電話の発信、エアコンのコントロールなど、あらゆる操作を音声で操作できる機能も備わっている。

そのほか、サブウーファー1基を含む9基のスピーカーとアンプで構成されるプレミアムサウンドシステムや、ワイヤレスチャージングパッド、サラウンドビューカメラなど、他車種ではオプションとなっているような装備までもがすべて標準装備となっている点も見逃せない特徴と言えるだろう。

ジープ・コマンダー 公式サイトをみる
 

記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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