家族でジープを使いこなす 「3列シート×ディーゼル」のコマンダーで広がる可能性

公開 : 2024.05.02 16:15

先進の運転支援システムと伝統の悪路走破性を両立

ファミリーカーとして供するのであれば必須とも言える充実した運転支援システムだが、コマンダーにはそれらの装備も抜かりなく搭載されている。

「衝突被害軽減ブレーキ(歩行者、サイクリスト検知機能付)」や「フルスピードフォワードコリジョンワーニング(前面衝突警報)」、「ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション」といった基本的なものは当然として、道路標識を読み取ってディスプレイに表示してくれる「トラフィックサインレコグニション」や、ドライバーの疲労や居眠りを感知して音声や表示で警告を発する「ドライバーアテンションアラート」といったものも備わる。

さらに高速道路や自動車専用道路での疲労を低減してくれる「アダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)」や車線中央を維持できるようにステアリング操作を支援する「ハイウェイアシストシステム」や、駐車支援システムの「ParkSence 縦列/並列パークアシスト・アンパークアシスト」といった装備も搭載されているのだ。

そして当然ながらジープが誇るあらゆる路面状況で走行安定性を実現する「セレクテレインシステム」や、電子制御によって走行速度にかかわらず滑らかに4×2と4×4を切り替える「ジープアクティブドライブ」を備えているため、オンロードからオフロードまで、路面状況を問わず安定感溢れる走りを実現してくれるというのもファミリーカーとして重要な要素と言えるだろう。

このように充実した装備と上質なデザイン、優れた実用性を誇るコマンダーであるが、価格が597万円と輸入プレミアムSUVとしては非常に魅力的なものとなっているところも特筆すべきポイントだ。

もし、3列シートSUVを検討しているのであれば、ジープ・コマンダーは一見の価値がある1台であることは間違いない。

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記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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