新型ラングラーはここが変わった 進化と値下げを両立したジープの大黒柱を詳細解説

公開 : 2024.05.28 17:00

オーナーのかけがえない相棒になってくれる、ジープ ラングラーの改良新型を解説します。

もくじ

イメージチェンジとともに使い勝手を向上
装備充実しながらプライスダウン エントリーグレードも登場
究極の走破性でオフロードを迎え討つ

イメージチェンジとともに使い勝手を向上

AUTOCAR JAPAN sponsored by Jeep Japan

本格的なオフロード性能を有するモデルをいくつもラインナップするジープブランド。

ジープ ラングラー アンリミテッド サハラ:全長×全幅×全高=4870×1895×1845mm、ホイールベース=3010mm

その中でも、多くの人がジープと聞いて脳裏に思い浮かべると言っても過言ではない存在感を放つのがラングラーだろう。

どこから見てもジープらしい魅力を放っているラングラーは、ジープの祖でもあるウィリスの流れを汲む正統派なトラディショナルジープとしても知られている。そんなラングラーが今回新型へとアップデートを果たしたのだ。

エンジン:直列4気筒DOHC 1995ccターボ

エクステリアは一目でラングラーであることが分かる、7スロットグリルや台形ホイールアーチが息づくボクシーなフォルムといった、ラングラーならではの伝統的な要素はそのままに、よりタフで快適な走行を可能にするデザインをまとったことが最大の特徴。

アンリミテッド ルビコン(上)、アンリミテッド サハラ(下)

特にフロントに備わる7スロットグリルは、新しいブラックテクスチャーをベースに、「アンリミテッド スポーツ」および「アンリミテッド ルビコン」グレードにはニュートラルグレーメタリック、「アンリミテッド サハラ」グレードにはプラチナシルバーのグリルサラウンドを採用。

エンジン最高出力:272ps/5250rpm、エンジン最大トルク:40.8kg-m/3000rpm

伝統的でありながら先進性もあわせ持つ顔つきとなった。

また従来は右フェンダーに備わっていたマストアンテナに代わり、フロントウィンドウにアンテナを統合したことでスタイリッシュなスタイルに。同時に、オフロード走行時に小枝などが引っかかるというリスクがなくなったのだ。

そしてフロントウィンドウには高い耐傷性を誇る「ゴリラガラス」が全グレードに標準装備されたことも、本格オフローダーとしては歓迎すべき点だろう。

アンリミテッド ルビコン(左)、アンリミテッド サハラ(右)

さらにホイールのデザインも全グレードで一新し、装着されるタイヤも「アンリミテッド スポーツ」グレードにはオールテレインタイヤ、「アンリミテッド サハラ」グレードにはオールシーズンタイヤ、そして「アンリミテッド ルビコン」には、マッド&テレインタイヤと、キャラクターに合わせたタイヤが用意されている点も見逃せない。

新型ジープ ラングラー 公式サイトをみる

記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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