新型ラングラーはここが変わった 進化と値下げを両立したジープの大黒柱を詳細解説

公開 : 2024.05.28 17:00

究極の走破性でオフロードを迎え討つ

内外装やインフォテイメントシステムなどに大幅なアップデートを行った新型ラングラーだが、高い安全性を誇る高張力スチール製セーフティフレームや、フルタイム4×4システムなどの高い走破性を実現するシステムは不変。

アンリミテッド ルビコン

日本市場に導入される中でも「アンリミテッド ルビコン」は、世界一過酷と言われるアメリカのルビコントレイルから名付けられたジープ最強のオフロード性能を誇るグレードである。

アンリミテッド サハラ

セレクトラック フルタイム4×4システムをベースに「4L」のギア比を4:1低レンジに設定することで、オフロード走破性を向上させた「ロックトラック フルタイム4×4システム」や、前後デファレンシャルをロックする「トゥルロック」、さらに「電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステム」が搭載され、卓越したオフロード性能を実現している。

アンリミテッド サハラ

さらに今回の新型には従来のセミフロート構造と比べて、より強固で堅牢な構造にしたことにより、最大牽引能力を向上させた「フル・フロート・リアアクスル」が新たに採用されたことで、ジープ最強のオフローダーという地位をより確固たるものとしたのである。

アンリミテッド サハラ

ラングラーはトラディショナルなモデルでありながらも先進安全装備が抜かりなく備わる。前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション、ParkSenseフロント・リアパークアシストや、完全停止まで対応するアダプティブクルーズコントロールも装備。

アンリミテッド サハラ

充実した先進安全装備によって、オフロードだけでなく、オンロードでも快適かつ安全な移動が楽しめるのは言うまでもない。

すでに高い評価を集めている、経済性と高い運動性能を併せ持つ2Lターボエンジンや電子制御式8速ATは不変。

いままでラングラーが気になっていたけれどなかなか機会がなかったという人も、新型ラングラーをチェックするために近くのディーラーにぜひ足を運んでいただきたいところだ。

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フロントシートの頭上に、ソフトトップ(手動開閉式)の「フリップトップ」を装備。
「ラングラー」として初採用の、深みのあるピンク「トゥスカデロ」にも注目だ。

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記事に関わった人々

  • 執筆

    小鮒康一

    Koichi Kobuna

    1979年生まれ。幼少のころに再放送されていた「西部警察」によってクルマに目覚めるも、学生時代はクルマと無縁の生活を送る。免許取得後にその想いが再燃し、気づけば旧車からEV、軽自動車まで幅広い車種を所有することに。どちらかというとヘンテコなクルマを愛し、最近では格安車を拾ってきてはそれなりに仕上げることに歓びを見出した、尿酸値高い系男子。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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