【初夏の横浜を疾走】ヒョンデ最新EVモデル乗り比べ ジャーナリスト同乗試乗会開催

公開 : 2024.05.28 11:00

最新機能とスタイルが魅力

試乗車には、アイオニック5「ラウンジAWD」とコナ「ラウンジ」のいずれも最上級グレードを用意。

アイオニック5には、1モーターの後輪駆動モデルと前後独立型2モーターの4WDがあり、試乗車「ラウンジAWD」は後者。72.6kWhの大容量バッテリーを搭載し、航続距離は577km(WLTCモード/自社測定値)だ。最高出力225kW、最大トルク605Nmを発揮するなど、2モーターが生むパワフルな走りが魅力。

そして、デビュー時から大きな話題となっているのが、そのスタイリングだ。全長4635mmのミドルサイズでありながら、ハッチバック仕立てとすることで、個性的なスタイルと広い後席スペースを実現している。

コナは、誰でも使いやすいコンパクトSUVタイプのEVであることが大きな魅力。1モーターの前輪駆動車のみの設定で、上位グレードには64.8kWhの大容量バッテリーを搭載。最上級グレード「ラウンジ」の航続距離は、541km(WLTCモード/自社測定値)となる。

モーター性能は、最高出力150kW、最大トルク255Nmと十分な性能を備える。またアイオニック5よりも登場が新しい分、デジタル機能も強化。フロントカメラの映像に、進行方向などを表示するARナビゲーションは、その象徴的機能だ。

記事に関わった人々

  • 撮影

    上野和秀

    Kazuhide Ueno

    1955年生まれ。気が付けば干支6ラップ目に突入。ネコ・パブリッシングでスクーデリア編集長を務め、のちにカー・マガジン編集委員を担当。現在はフリーランスのモーター・ジャーナリスト/エディター。1950〜60年代のクラシック・フェラーリとアバルトが得意。個人的にもアバルトを常にガレージに収め、現在はフィアット・アバルトOT1300/124で遊んでいる。

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