ふだん使いからレジャーまで キュートで頼れるジープ・レネゲードの「推し」ポイント紹介

公開 : 2024.07.05 11:00

充実の装備と、コンパクトながら広い室内空間

レネゲードのもうひとつの美点と言えるのが、必要と思える装備はほぼすべて標準装備となっている点だろう。

Apple CarPlay/Android Autoにも対応した8.4インチモニターを備えたオーディオナビゲーションシステムを始め、レザーシート、シートヒーター、ヒーテッドステアリングホイール、ETC2.0などは全て標準で装備されているため、あれこれ悩む必要も、別途予算をキープしておく必要もないのだ。

唯一メーカーオプションとして設定されているのが「デュアルペインパノラミックサンルーフ」となるが、こちらは前後2枚の大型パネルを使用した贅沢なもので、フロント側は後方にスライドして開けることもできるため、圧倒的な解放感を味わえる。

このサンルーフはガソリンモデルでしか選ぶことができない装備となっているので、レネゲードを購入する際はぜひ検討してもらいたい装備と言えるだろう。

装備以外の点で知っておいてほしいポイントは室内空間の広さ。スモールSUVともなると、多くの車種がフロントシート優先で後席はミニマムとなっているが、レネゲードに関してはリアシートでも大人がしっかり座ることができるスペースが確保されており、この辺りはやはりアメリカ生まれのジープブランドの車両であることを感じさせてくれる。

もちろんカーゴスペースも必要十分な容量が確保されており、カーゴフロアは高さ調節機能付となっているため、フロアを下げれば高さのあるものも積載できるし、リアシートを倒せば最大約1440Lの大空間にすることもできるため、日常の買い物からレジャーまで、幅広いシーンで活躍することができるハズで、きっと長く愛することができる1台になってくれることだろう。

ジープ・レネゲード 公式サイトをみる

記事に関わった人々

  • 編集

    小河昭太

    Shota Ogo

    2002年横浜生まれ。都内の文系大学に通う現役大学生。幼いころから筋金入りのクルマ好きで、初の愛車は自らレストアしたアウトビアンキA112アバルトとアルファロメオ2000GTV。廃部になった自動車部を復活させようと絶賛奮闘中。自動車ライターを志していたところAUTOCAR編集部との出会いがあり、現在に至る。instagram:@h_r_boy_
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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