【アルピナ蓼科ツーリング2024】52台のアルピナたちが長野のワインディングを駆け抜ける

公開 : 2024.07.11 13:00

諏訪湖の湖畔を経由してビーナスラインを走破

最初の走行区間は約18km、所要時間約35分の行程で、ゴールとして設定されたのは、くらすわ諏訪本店だ。この「食」をテーマとした複合施設内のカフェにて飲み物と軽食を受け取ったアルピナ・オーナーは、歓談や写真撮影を楽しみ、次のポイントへ向かうために再び愛車のエンジンに火を入れた。

くらすわ諏訪本店の駐車場に集合。

再出発後の最終目的地は蓼科東急ホテル。こちらの行程は約48km、約50分で、風光明媚なビーナスラインを走り、休憩ポイントとして設定された霧ヶ峰駐車場を左側に見ながら直進。白樺湖を通過し、そこから蓼科に向かうというルートを走破した。

参加者77名で記念撮影。後ろに諏訪湖が広がる。

高原を駆け抜けるドライビングロードとして全国的に有名なビーナスラインでは、しなやかに動くサスペンションの特性を活かし、全車が滑らかな走りを披露。アルピナの車内にいるドライバーとパッセンジャーは、しっとりとした乗り心地と長野の美しく雄大な自然を堪能した。

ビーナスラインに居合わせた観光客も、デコラインを特徴とするアルピナのエレガントさにすっかり見惚れていたようだ。

霧ヶ峰ビーナスラインを気持ちよく駆け抜ける。

B4グランクーペで参加したオーナーにもお話を伺ったところ、D5に10年乗り、これまではドライブとサーキット・イベントを楽しんできたそう。今年納車されたB4グランクーペでは、ニコル・オートモビルズがツーリング・イベントを主催していることもあり、「アルピナ蓼科ツーリング2024」のようなイベントも楽しむようになったそうだ。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    高桑秀典

    Hidenori Takakuwa

    1971年生まれ。デジタルカメラの性能が著しく向上したことにより、自ら写真まで撮影するようになったが、本業はフリーランスのライター兼エディター。ミニチュアカーと旧車に深い愛情を注いでおり、1974年式アルファ・ロメオGT1600ジュニアを1998年から愛用中(ボディカラーは水色)。2児の父。往年の日産車も大好きなので、長男の名は「国光」
  • 撮影

    小川和美

    Kazuyoshi Ogawa

    クルマ好きの父親のDNAをしっかり受け継ぎ、トミカ/ミニ四駆/プラモデルと男の子の好きなモノにどっぷり浸かった幼少期を過ごす。成人後、往年の自動車写真家の作品に感銘を受け、フォトグラファーのキャリアをスタート。個人のSNSで発信していたアートワークがAUTOCAR編集部との出会いとなり、その2日後には自動車メディア初仕事となった。

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