快適装備も、走破性も間違いない! ロングセラーのタフな相棒、グランドチェロキー
公開 : 2024.08.01 11:00
いつもの日々をアクティブに彩ってくれるタフな相棒、グランドチェロキーを駆って、夏の山でアウトドアを満喫してきました。
もくじ
ー 60年以上の歴史を誇るフラッグシップモデル
ー 2種類のボディと3つのパワートレインを持つグランドチェロキー
ー フラッグシップモデルならではの充実装備
60年以上の歴史を誇るフラッグシップモデル
ジープと聞くとラングラーやグラディエーターに代表される本格的なオフローダーというイメージが強いかもしれない。
もちろんそのイメージは間違ってはいないのだが、その本格的なオフローダー要素にラグジュアリーさもプラスした、ジープブランドのフラッグシップモデルがグランドチェロキーだ。
1963年に登場し、ラグジュアリーSUVの元祖ともなったワゴニアを祖に持つグランドチェロキーは、1993年に初代モデルがデビュー。その後は他社のラグジュアリーセダンにも匹敵する装備を持ちながらも高い走破性を兼ね備えたモデルとして進化を続け、現在は5世代目モデルが現行車種として販売されている。
初代ワゴニアをモチーフとしたデザインを纏った現行グランドチェロキーは、ジープのアイデンティティであるセブンスロットグリルや台形ホイールアーチはもちろんのこと、優雅で伸びやかなプロポーションと逆スラントノーズを組み合わせることで、新しさと懐かしさを融合させた、一目でグランドチェロキーであることが分かるものとなっている。
そんなグランドチェロキーは現在、2列5人乗りのスタンダードボディと、3列6人及び7人乗りのロングボディを持つグランドチェロキーLが用意され、スタンダードボディにはプラグインハイブリッドモデルの「4xe(フォー・バイ・イー)」もラインナップされるなど幅広いユーザーにマッチするワイドバリエーションとなっている。次項ではそんなバリエーションについて解説していきたい。