快適装備も、走破性も間違いない! ロングセラーのタフな相棒、グランドチェロキー

公開 : 2024.08.01 11:00

2種類のボディと3つのパワートレインを持つグランドチェロキー

先代モデルから一新されたプラットフォームを持つグランドチェロキーは、前述したように2列シート仕様のスタンダードボディと3列シート仕様のロングボディという2種類のボディが用意される。

全幅はどちらも1,980mmと同一で、ロングボディの方が全長で300mm、ホイールベースで125mm拡大されており、その分が3列目シートに充てられているというワケだ。

搭載されるパワートレインは、スタンダードボディが200kW/400N・mを発生する2.0L直列4気筒DOHCターボエンジンが、ロングボディには210kW/344N・mを発生する3.6L V型6気筒DOHCエンジンが用意され、スタンダードボディに用意されるプラグインハイブリッドの4xeでは2.0L直列4気筒DOHCターボエンジンにモーターがプラスされる。輸入車でありながら、全車がレギュラーガソリン仕様という点も嬉しい。

トランスミッションは全グレード電子制御式8速ATが組み合わされ、副変速機を備える「クォドラトラックII 4×4システム」を搭載(LimitedはクォドラトラックI 4×4システム)し、ロック、サンド、スノーなど、様々な路面状況に適した走行モードを選択できる「セレクテレインシステム」が全車に標準装備となるのはジープならではのアドバンテージ。

さらに上級グレードのSummit Reserveには、走行中のスムーズなハンドリング、燃費効率の改善が期待でき、走破性・乗降性・積載性の向上を実現する車高調整機能も持ち合わせた「クォドラリフト エアサスペンション」が搭載されるのもフラッグシップモデルらしいポイントとなっている。

ジープ・グランドチェロキー 公式サイトをみる

記事に関わった人々

  • 編集

    小河昭太

    Shota Ogo

    2002年横浜生まれ。都内の文系大学に通う現役大学生。幼いころから筋金入りのクルマ好きで、初の愛車は自らレストアしたアウトビアンキA112アバルトとアルファロメオ2000GTV。廃部になった自動車部を復活させようと絶賛奮闘中。自動車ライターを志していたところAUTOCAR編集部との出会いがあり、現在に至る。instagram:@h_r_boy_
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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