人生を豊かに彩るイタリアンMPV フィアット・ドブロ

公開 : 2024.08.22 11:30

ジブンと家族の時間を充実させる選択肢

週末はファミリーで楽しむ可能性を広げてくれる1台。だがコンパクトなボディは平日の送り迎えや買い物でも活躍間違いなし。一方今回のショートトリップで我々を感心させたのは“走り”の部分だった。

フィアット・ドブロは1.5リットルのディーゼル・ターボ・エンジンを搭載している。1750rpmで300Nmという大トルクを発生するこのエンジンは高い環境性能を満たしているだけでなく、8速ATの巧みなギア捌きと相まってドライブする楽しさを備えているのだ。

そんな快活なパワートレインに応えるようにハンドリングも生きいきとしており、ステアリングを握る人を笑顔にしてくれる。もうひとつクルマ好き目線で小技が効いているな!と思えたのは、無塗装の前後バンパーや、収納スペース多めの室内、ガラスだけでも開閉可能なリアゲートといったギア的な割り切りの良さ。こういった点も、使い込むたびに発見があり、飽きがこないポイントだと思う。

カタログモデルに加え魅力的な限定車が用意されてきたフィアット・ドブロ。その限定車からもうすぐ、リアシート用のモニターや専用のクッションといった装備が追加された「ドブロ・スペシャル・エディション」がデビューする。

ジブン時間と同じくらい家族との時間を大切にしたいと願う好奇心旺盛なオーナー。そんな人に相応しいのはフィアット・ドブロのような可能性に満ち溢れた、乗り手の個性をちゃんと主張できる1台に違いない。

限定車の「ドブロ・スペシャル・エディション」登場!

標準モデルのドブロおよびドブロ・マキシをベースにLEDヘッドライトを採用し、オリジナルバッジ・ロングクッションセット・リアマルチメディアシステムも装備。ボディカラーは、メディテラネオブルーとジェラートホワイトの2色。約20万円相当の装備にもかかわらず、価格は据え置き!

「ドブロ・スペシャル・エディション」 詳しくはこちら

記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。フィアット・パンダ4x4/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 撮影

    小川和美

    Kazuyoshi Ogawa

    クルマ好きの父親のDNAをしっかり受け継ぎ、トミカ/ミニ四駆/プラモデルと男の子の好きなモノにどっぷり浸かった幼少期を過ごす。成人後、往年の自動車写真家の作品に感銘を受け、フォトグラファーのキャリアをスタート。個人のSNSで発信していたアートワークがAUTOCAR編集部との出会いとなり、その2日後には自動車メディア初仕事となった。

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