操作系はシンプル、走行距離も充分

日本市場に導入されるアベンジャーには4種類のボディカラーが用意されている。今回試乗したサンと呼ばれるイエローと、ボルケーノという名のブラック。それ以外にグラナイト（グレー）、スノー（白）の4色である。

またカタログモデルとは別に150台のローンチエディションも用意されており、こちらはサンの外装色にブラックルーフの塗り分け。またボディと同色のダッシュボードも標準となっている。ちなみに水平基調のダッシュボードはカタログモデルの場合は落ち着いたシルバーでペイントされている。

操作系はシンプルな印象で、物理スイッチがダッシュ中央部やステアリング上に集約されており、直感的に扱うことができる。また10.25インチという横長のモニターにはナビやオーディオの操作系、そして各種の設定が集約されており、コクピットの眺めだけでなく操作感もすっきりとしている印象だ。

メインスイッチを入れるとメーターパネルに様々な情報が表示され、バッテリー残量計には51%で164kmと表示されていた。アベンジャーの一充電走行距離は486km（WLTCモード/国土交通省審査値）なので、撮影のためにストップ＆ゴーを繰り返してきた今回の走行状況を考えれば十分な値といえるだろう。平日の近場で普段使いするなら週に1回の充電で足りる感じだろうか。

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