【古き佳き伝統とゆったりした安心感】ジープ・グランドチェロキーの魅力とは?

公開 : 2024.12.09 15:00

ジープのクロスオーバーSUV系ラインナップのフラッグシップモデルとなる『グランドチェロキー』。5代目となる現行型の魅力を篠原政明が解説します。

もくじ

日本でジープの人気が高い秘密とは?

幅広い選択肢もグランドチェロキーの魅力

走りはいずれも余裕タップリ

日本でジープの人気が高い秘密とは?

AUTOCAR JAPAN sponsored by Jeep Japan

いま、日本で最も注目度が高く、また売れているアメリカ車のブランドといえば、ステランティス・グループの『ジープ』にほかならないだろう。実際、2024年1〜11月の販売台数でも、ジープはドイツのメーカーやボルボに次いで純輸入車では8位にランクしている。そんなジープ人気の秘密は、どこにあるのだろうか。

第二次世界大戦前に軍用小型車両を開発したウイリス・オーバーランド社がルーツだが、その後さまざまな変遷を経て、現在はステランティス・グループの一員となったジープ。そのヒストリーを紹介するのはここでは控えておくが、そんなドラマチックなストーリーもファンにはたまらないポイントだ。

また、世界でも稀な、クロスオーバーSUVだけを作り続けているメーカーであること。言い方は悪いが、世界的なSUVブームに乗って普通の自動車メーカーが『普通のクルマ』をベースに作ったSUVではなく、『どこにでも行ける。何でもできる。』をコンセプトに生まれたクルマであることも人気の要因だ。

そして日本においても、ラングラーを筆頭とする本格クロカン4WD系と、グランドチェロキーを筆頭とするクロスオーバーSUV系の2系統で、豊富なラインナップを展開していること。パワートレインもさまざまで、PHEVやBEVといった電動化にも積極的であり、自分に最適な1台を見つけやすいことなどが挙げられるだろう。

今回は、そんな魅力的なジープのラインナップから、グランドチェロキーにフィーチャーして紹介してみたい。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影

    神村聖

    Satoshi Kamimura

    1967年生まれ。大阪写真専門学校卒業後、都内のスタジオや個人写真事務所のアシスタントを経て、1994年に独立してフリーランスに。以後、自動車専門誌を中心に活躍中。走るのが大好きで、愛車はトヨタMR2(SW20)/スバル・レヴォーグ2.0GT。趣味はスノーボードと全国のお城を巡る旅をしている。

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