波を楽しむファミリーとともに見つける、新型フィアット・ドブロの魅力!

公開 : 2024.12.19 14:00

ファミリーユースからプロユースまでなんでもこなす頼れる相棒、フィアット・ドブロがマイナーチェンジ。今回はリアルなファミリーユースを想定して、サーフィンが趣味のファミリーと新型ドブロの魅力に迫りました。

もくじ

見える部分も見えない部分も着実に進化
広がる遊びの幅
さらに高まった使い勝手に注目

見える部分も見えない部分も着実に進化

AUTOCAR JAPAN sponsored by FIAT

フィアットのマルチパーパスビークル(MPV)であるドブロがマイナーチェンジを受け、12月5日に本邦デビューを果たしている。

今回いち早く実車を目の当たりにして、最初に気づいた変更点はエンブレムだった。これまでお馴染みだった可愛らしい赤ロゴから、リアやステアリングなどで立体的で高級感のあるFIATの4文字に変わっていたのである。

さらに左ヘッドライトの横あたりに懐かしいフィアットの『斜め4本線マーク』も復活していた。これは’80~’90年代にかけて使われていたマークなので「懐かしい!」というファンもいるに違いない。

一方室内でもダッシュボードやドアトリムがブラックからシルバー調になり、賑やかさが増したほか、シートのファブリックも新デザインのものが採用されている。

機能面でも進歩している部分が少なくない。ミリ波レーダーの追加によりアダプティブクルーズコントロールの精度が高められ、レーンポジショニングアシストも追加装備されている。停止後3秒以内の再発進が可能になった点も実用的な進化といえるだろう。

ダッシュボード周りにも変更は施されている。中央のディスプレイは8インチから10インチのタッチスクリーン式になってインフォテイメントシステムも刷新。またメーター周りも以前の文字盤と針の物理的なものから10インチのディスプレイに変わり、プレミアム感と実用性が高められていたのである。

もともと『使い勝手の良い輸入MPV』として高い評価を得ていたドブロ。今回はどんなシチュエーションで輝く1台なのか? そんなことを考えながら記事作りを進めてみた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。フィアット・パンダ4x4/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 撮影

    小川和美

    Kazuyoshi Ogawa

    クルマ好きの父親のDNAをしっかり受け継ぎ、トミカ/ミニ四駆/プラモデルと男の子の好きなモノにどっぷり浸かった幼少期を過ごす。成人後、往年の自動車写真家の作品に感銘を受け、フォトグラファーのキャリアをスタート。個人のSNSで発信していたアートワークがAUTOCAR編集部との出会いとなり、その2日後には自動車メディア初仕事となった。

新型フィアット・ドブロの魅力の前後関係

前後関係をもっとみる

関連テーマ

おすすめ記事