日常のひとコマに彩りを 新型フィアット・ドブロとプロップスタイリストの共通点

公開 : 2024.12.19 15:00

生活を豊かに彩る、人生の相棒ドブロ。今回は雑誌の表紙や動画のワンシーンに彩りを加えるスペシャリストである石井祐輔さんとコラボ。素敵なクルマは人生を彩る小道具? プロップスタイリストとドブロを語る。

もくじ

平日と週末をカバーするアソビ心
走りと実用性を両立させる骨太な造り
マジメに楽しむ、豊かな人生がそこに

平日と週末をカバーするアソビ心

AUTOCAR JAPAN sponsored by FIAT
Prop Stylist:Yusuke Ishii
Special Photographer:Ryota Chiba

1台のクルマの背後に多くの作り手がいるように、さりげなく飾られた1輪の花にも仕掛け人がいる。ビルのエントランス、パーティ会場、そして雑誌の撮影シーン等々。

端正なフィアット・ドブロ マキシのラゲッジスペースに色とりどりのフラワーアレンジメントが積まれた瞬間、その場の雰囲気がフワッと明るいものになったのだった。

撮影のための準備をてきぱきとこなしてくれているのは石井祐輔さん。

『プロップ』とは小道具のことで、それらをセンス良く揃えるスタイリストということになる。しかも祐輔さんはご実家が花農家ということもあり、フラワープロップの分野ではスペシャリストである。

「チンクエチェントあたりとは違ってドブロは直線的ですっきりした印象ですね。でもワンボックス車のような“オシゴト一辺倒”な感じでもない。これがイタリア車ならではの遊び心なのかな」と祐輔さん。

フィアット・ドブロはヨーロッパでは商用車としてもお馴染みのモデルだ。リアのサイドガラスが省かれたパネルバン姿で、お店の名前やロゴがペイントされた個性的な姿で街中を駆け回っている様子が目に浮かぶ。そんなドブロはここ日本でも平日と週末をクロスオーバーさせて使いこなせる守備範囲の広さが注目され始めているのである。

記事に関わった人々

  • 執筆

    吉田拓生

    Takuo Yoshida

    1972年生まれ。編集部員を経てモータリングライターとして独立。新旧あらゆるクルマの評価が得意。MGBとMGミジェット(レーシング)が趣味車。フィアット・パンダ4x4/メルセデスBクラスがアシグルマ。森に棲み、畑を耕し蜜蜂の世話をし、薪を割るカントリーライフの実践者でもあるため、農道のポルシェ(スバル・サンバー・トラック)を溺愛。
  • 撮影

    小川和美

    Kazuyoshi Ogawa

    クルマ好きの父親のDNAをしっかり受け継ぎ、トミカ/ミニ四駆/プラモデルと男の子の好きなモノにどっぷり浸かった幼少期を過ごす。成人後、往年の自動車写真家の作品に感銘を受け、フォトグラファーのキャリアをスタート。個人のSNSで発信していたアートワークがAUTOCAR編集部との出会いとなり、その2日後には自動車メディア初仕事となった。

新型フィアット・ドブロの魅力の前後関係

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