インテリア・価格

新しい488GTBの基本的なインテリア・レイアウトは458スペチアーレから受け継ぐもの。しかし、そのデザインは微妙に異なる。ステアリング・ホイールのデザインはほぼ同じだが、その向こうにあるメーター・ナセルやインストルメント・パネル、そしてコンソールのデザインは異なる。また、メーター・コンソール・センターに位置するレブ・カウンターの盤面が、458イタリアのイエローではなく、458スペチアーレで採用されたレッドが使用されている。更に、そのメーター・ナセル左右のエアコンの吹き出し口の形状も異なる。更に、センター・コンソール下に3つ並んでいるトランスミッションのギア・セレクターは、458イタリアが横方向に3つのボタンが並べられていたのに対し、488GTBでは458スペチアーレと同様に縦に並べられることになった。このようにどちらかと言えば、458イタリアからというより、よりスパルタンなモデルである458スペチアーレの印象を大きく引き継いでいるようだ。

488GTBの生産は、458スペチアーレの生産が夏に終了した後、9月からスタートする予定だ。

なお、日本へのデリバリーは来年早々からになる模様。価格は、458イタリアの29,200,000円よりも1,500,000円高の30,700,000円。458スペチアーレの33,900,000円よりは3,200,000円安い。