ホンダ・シャトル

公開 : 2015.05.15 23:40

エンジン

搭載されるエンジンは2種類。ハイブリッド・モデルには、1.5ℓDOHC i-VTECに1モーターと7速DCTを組み合わせたスポーツハイブリッドi-DCD。ジェイドなどに搭載される直噴仕様ではなく、フィットやグレイス同等のアトキンソンサイクルだ。エンジン最高出力は110ps/6000rpm、最大トルクが13.7kg-m/5000rpm。モーター最大出力は29.5ps/1313-2000rpmで、最大トルクは16.3kg-m/0-1313rpm。1.5ℓハイブリッドを搭載するステーションワゴンとしてはクラストップとなる、34.0km/ℓの好燃費を実現している。

Gグレードのみに搭載されるガソリン・エンジンは1.5ℓ直噴DOHC i-VTEC。最高出力は132ps/6600rpm、最大トルクは15.8kg-m/4600rpmを発揮する。JC08モード燃費はFFモデルが21.8km/ℓ、4WDモデルは19.4km/ℓとなる。

安全性とグレード

多人数乗車のケースも多いステーションワゴンだからこそ、安全装備の充実も気になるところ。新型シャトルでは低速域での衝突軽減ブレーキシステムと誤発進抑制機能、そして前席およびサイドカーテンエアバッグシステムなどを組み合わせた “あんしんパッケージ” を、ハイブリッドZおよびハイブリッドXに標準、ハイブリッドとGにはオプション設定としている。

そして最後になるが、新型シャトルは4つのモデルがラインナップされる。ハイブリッド・パワーユニットを搭載したハイブリッド標準モデルと、快適装備などを充実させたハイブリッドX、そしてフォグライトやシートヒーター、ルーフレールなどを標準で備える最上級グレードのハイブリッドZの3種類。そしてガソリン・エンジンを搭載するGは、ハイブリッド標準モデルとほぼ同じ快適装備内容を持つ。

ボディカラーはハイブリッドZおよびXが全8色、ハイブリッド標準モデルとGが5色展開。価格はハイブリッドが199万円(FF)〜218万4400円(4WD)で、ハイブリッドXが219万円(FF)〜238万4400円(4WD)。最上級モデルのハイブリッドZは238万円(FF)〜254万2000円(4WD)となる。Gは169万円(FF)〜188万4400円(4WD)となる。

(文・佐橋健太郎)

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