マクラーレン570Sクーペ/540Cクーペ
公開 : 2015.06.04 22:00
マクラーレン・オートモーティブ・アジアは、マクラーレン・スポーツ・シリーズに属する570Sクーペと540Cクーペを6月4日に日本国内で初めて公開した。
現在マクラーレンは、スーパー・シリーズ/アルティメット・シリーズ/スポーツ・シリーズの3つのグレードを展開することにより、モデルごとの差別化を図っている。
このページの主役である570S/540Cは、両方ともスポーツ・シリーズに所属し、要するにマクラーレンのモデル・レンジのなかで最も手に入れやすい位置にあるモデルということになる。
ちなみにスーパー・シリーズには675LTと650S、アジア市場向けテーラーメイド・モデルの625Cが、アルティメット・シリーズにはP1 GTRとP1が名を連ねている。
それぞれのモデルに充てがわれた数値は最高出力を表しており、LTはロング・テール、Sはスポーツ、Cはクラブの頭文字である。
ここ最近、積極的にモデル展開を行っているマクラーレンゆえ、車体の詳細を語る前に現在のグレード展開を一度整理しておいたほうがいいと思った次第。
マクラーレンはスポーツ・シリーズに関して、これまでモータースポーツ界で培ってきたテクノロジーを搭載し、スーパーカーを操っているときの高揚感をスポーツカー・セグメントで味わえる初のモデルだと説明。
発表会会場にてアジア・リージョナル・ディレクターのデビッド・マッキンタイヤーは、2台のスポーツ・シリーズについて「これまでの2倍の数を販売目標としており、総生産台数の8%程度が日本市場向けとなれば渡れば嬉しいです」と期待を込めて語っている。