BMW X1
公開 : 2015.10.16 20:50
インテリア
エンジンの横置きによって、リアの居住スペースは37mmほどプラスされている。特に、ニールームは66mmほどプラスされている。ブートスペースも85ℓ増加した505ℓで、リア・シートを折りたたむと1,550ℓとなり、更にラゲッジ・フロア下にも100ℓのスペースを持つ。40:20:40の3分割のリア・シートは電動ボタンでワンタッチで折りたたみが可能だ。
インテリアのデザインは、ドライバー・オリエンテッドなコクピットを中心に形成される。アクセント・トリム付きの大きなインテリア・トリム・パネルや、その下側からやさしく室内を照らすアンビエント・ライトなどが、ラクジュアリーな室内の雰囲気を演出するという。
特に、ドライバーに向けて僅かに角度がつけられたセンター・コンソールをはじめ、全ての重要な操作系がドライバーの手の届く範囲に配置されたコク
ピットは、視覚的にもドライバー指向なデザインを強調している。
第1世代から着座位置がフロントで36mm、リアで64mm 高められたことにより、乗降性が向上し、より良好な視界を確保できたのも特徴のひとつだ。
装備・価格
まず、全モデルにドライビング・アシストが標準装備される。このドライビング・アシストは、車線の逸脱をドライバーに警告するレーン・ディパーチャー・ウォーニング、衝突の危険性が高まった際にドライバーに警告を発する前車接近警告機能、そして衝突回避・被害軽減ブレーキがセットとなったもの。
更に、このドライビング・アシストの機能を強化したドライビング・アシスト・プラスと、このセグメントとしては珍しいヘッドアップ・ディスプレイを組み合わせたアドバンスド・セーフティ・パッケージもオプション設定される。ドライビング・アシスト・プラスは、前方の車両との車間距離を維持しながら加減速を行い、停止まで制御するアクティブ・クルーズ・コントロールがプラスされたもの。またヘッドアップ・ディスプレイは、xDrive 25iに標準、それ以外にオプションとなるもので、現在のスピード、ナビゲーション・システムによるルート案内、曲名やラジオ局のリストなどの情報を、メーター・パネルとフロント・ウインドーの間にある昇降式スクリーンに投影するもので、ドライバーの視界内に情報を直接表示することで、安全性を高めるもの。
この他、LEDヘッドランプ、パーク・ディスタンス・コントロール、リア・ビュー・カメラ、BMW SOSコール、BMW テレサービス、8.8 インチ・ワイド・コントロール・ディスプレイ、HDDナビゲーション・システム、iDrive コントローラーなどが全車に標準となる。
なお、価格は、sDrive 18iが3,850,000円〜4,310,000円、xDrive 20iが4,730,000円〜5,110,000円、xDrive 25iが5,690,000円〜5,910,000円だ。