ダイハツ・トール/トヨタ・ルーミー/タンク
公開 : 2016.11.09 01:50
シャシー
このクラスのクルマにとって大切なのは、‘安心感’ と ‘快適性’ だ。
これを実現するために、高剛性ボディを投入。補強部材を最適に配置し、形状や板の厚さを最適化した骨格構造を優先させて設計した。
このおかげでトランク・ドアの開口部が大きいにも関わらず、不安を感じさせないという。
快適性の実現のために、フロント・スタビライザーも全車標準装備とした。なお、ターボ・エンジン搭載車にはリア・スタビライザーも装備。パフォーマンスを重視している。
結果的に、低速域では快適な乗り心地と凹凸による入力の収まりのよさを実現している。
中高速域では、コーナリングや車線変更時の挙動に配慮してふらつきを配慮するセッティングだ。
パワートレイン
エンジンは新開発の1.0ℓターボ・ユニット(1KR-VET)と1.0ℓ自然吸気ユニット(1KR-FE)を搭載。
前者は1.5ℓクラス相当のトルクを発揮するのが特徴で、後者はCVTとの最適制御により、街なかの扱いやすさを売りにしている。
2WDモデルどうしの比較だが、前者の燃費は24.6km/ℓ、後者は21.8km/ℓとなる。
最大トルクや出力に関しては、次ページの表でおさらいしよう。
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