ミニ・クロスオーバー
公開 : 2017.02.23 12:40
まず3種のディーゼル車を展開 秋までにPHVも導入
2代目ミニ・クロスオーバーのラインナップは、クリーン・ディーゼル・エンジン車と、プラグイン・ハイブリッド車という構成です。新世代のクリーン・ディーゼルは、先代と比べ効率が約37%も向上しているのですよ。
プレミアム・コンパクトSUV初となるプラグイン・ハイブリッド・モデルのミニ・クーパーS Eクロスオーバー ALL4は、BMWグループのeDriveテクノロジーを備え、電気で走る航続可能距離が最長約40km、最高速度125km/hと言われています(欧州仕様値)。
2代目のラインナップはこちらの通り。
クリーン・ディーゼル・モデル | 2.0ℓ4気筒ディーゼル・ターボ | 燃費 | |
---|---|---|---|
最高出力 | 最大トルク | ||
ミニ・クーパーDクロスオーバー | 150ps | 33.7kg-m | 21.2km/ℓ |
ミニ・クーパーDクロスオーバー ALL4 | 150ps | 33.7kg-m | 21.3km/ℓ |
ミニ・クーパーSDクロスオーバー ALL4 | 190ps | 40.8kg-m | 20.8km/ℓ |
プラグイン・ハイブリッド・モデル | 1.5ℓ3気筒エンジン | モーター | 燃費 | ||
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最高出力 | 最大トルク | 最高出力 | 最大トルク | ||
ミニ・クーパーS Eクロスオーバー ALL4 | 136ps | 22.4kg-m | 88ps | 16.8kg-m | – |
エントリーグレード:クーパーDクロスオーバー、同ALL4(150ps)
クーパーDクロスオーバーと同ALL4には最高出力150ps、最大トルク33.7kg-mを発揮する2.0ℓ4気筒のツインパワー・ターボ・ディーゼル・エンジンが搭載されます。8速ATを組み合わせることで、燃料消費率は21.2〜21.3km/ℓを達成。
トップグレード:クーパーSDクロスオーバー ALL4(190ps)
上位グレードのクーパーSDクロスオーバー ALL4は、最高出力190ps、最大トルク40.8kg-mを発揮。こちらは燃料消費率が20.8km/ℓとなります。これにより、新型ミニ・クロスオーバーの全モデルが、ポスト新長期規制をクリアした「クリーン・ディーゼル自動車」としてエコカー減税対象モデルとなり、自動車取得税および重量税が100%減税、翌年度の自動車税が75%減税となります。
PHV:クーパーS Eクロスオーバー ALL4(システム総合224ps)
クーパーS Eクロスオーバー ALL4 は、最高出力136ps、最大トルク22.4kg-mを発揮する3気筒1.5ℓのミニ・ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンに、最高出力88ps、最大トルク16.8kg-mの電気モーターが組み合わされたプラグイン・ハイブリッド・モデルです。
6速ATを搭載するS Eは、ガソリン・エンジンで前輪を、電気モーターで後輪を駆動します。悪路の走破性のみならず、停止状態からの加速性能、高速走行時の安定した動力伝達、高い効率性を実現するこのシステム。CO2を排出しない電気モーターのみで、航続可能距離約40km、最高速度125km/hを達成します。
後部座席の下には、電気モーターを駆動する電池容量7.6kWhのリチウム・イオン・バッテリーを収納。これは、200V電源で空の状態から約3時間で満充電できるというものです。
拡大したボディ、インテリアはどれだけ広くなる? トランクは100ℓ拡大
新型は、従来モデルに比べ、リアシートを中心に室内空間が広くなりました。
運転席と助手席では頭上と肩まわりの空間がさらに拡大し、シートの調整範囲も広がっています。後席のレッグルームが約5cm拡大されたのは、ファミリーユースの多い方には朗報でしょう。
スリムなピラーと高い座席位置により、ハンドル操作の際の視界は良好に。3席ある後部座席は、リアドア開口部が拡大したことで、乗降性が改善されています。
リアのバックレストは40:20:40分割可倒式、さらに、トランクスペースを最適化させるために-1.5度の前傾、快適性を重視させるために28.5度の後倒が可能となりました。SUVとしての機能性を向上させるため、トランク容量は先代モデルよりも100ℓ拡大の450ℓを確保。写真でその広さを体感してください。
タッチ機能対応 8.8インチ・ディスプレイ
インテリアデザインにおいては、タッチスクリーンディスプレイの付いたセンター・インフォテインメント・システムが特徴になっています。これは、円形デザインをモチーフにしてミニらしさを出した大型8.8インチ・ディスプレイです。指先の動きひとつで機能の選択や設定可能なタッチ機能に対応しました。
新しいグラフィックデザインを採用したことで、機能性を高めつつ、プレミアム感を表現しています。
さらに、ステッチなどの細部のデザインにもこだわった「レザーシート」や、微調整が可能な「電動フロント・シート」を採用。プレミアム・コンパクトSUV に相応しい上質なインテリアを実現しました。