レクサスLC500/レクサスLC500h
公開 : 2017.03.19 03:30
レクサスLC500が、いよいよ発売されました。「見とれてしまうほど美しいクーペ」 その詳細を、ハイブリッド車のLC500hとあわせて見ていきましょう。
LCだけは、ほかのレクサスとは違う、ほかの日本車とも違う、突出した世界観を感じる。
フラッグシップ・ラグジュアリー・クーペとして発売されたレクサスLC500、そのハイブリッド車のLC500h。このクルマは、レクサス・ブランドのFRモデルに展開されていくGA-Lプラットフォーム、マルチステージ・ハイブリッドといった最先端技術を採用している。独創的とも言われるデザインについても、LCでは完成域に達したように思える。
スピンドルグリル軍団の完成形。ここに登場。
ガソリン・モデル | 5.0ℓV型8気筒エンジン | 価格 | |
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最高出力 | 最大トルク | ||
レクサスLC500 | 477ps | 55.1kg-m | 1,300〜1,400万円 |
ハイブリッド・モデル | 3.5ℓV型6気筒エンジン+モーター | 価格 |
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システム最高出力 | ||
レクサスLC500h | 359ps | 1,350〜1,450万円 |
エクステリア
見ていて飽きの来ないスタイリングの秘訣は、平面的で、二次元的なスピンドルグリルに、どこまでも流れてゆくような四次元的ボディラインを融合させたことだ。
これによって、スピンドルグリルといういささか固定化したアイデンティティを持つクルマに、奥行きのある美しさを与えることができた。
フロントは、超小型3連LEDヘッドランプ・ユニット、L字型に発光するLEDクリアランス・ランプを採用。スピンドルグリルは、下から上へメッシュの密度が高まるグラデーションを取り入れている。
リアは、合わせ鏡のようにL字形照明が幾重にも重なるテール・ランプが特長だ。縦長のターンシグナル・ランプと組み合わさることでワイド感を強調している。
ボディサイズは、全長4770x全幅1920x全高1345mm。ポルシェ911と比べて、265mm長く、85mmワイドで、50mm高いディメンションとなっている。
外装色は、スポーティ・イメージが際立つ新規開発色のネープルスイエローをはじめ、全11色を設定。クーペは色で見せる車種だけに、カラーリングにはこだわりたい。