レクサスLC500/レクサスLC500h
公開 : 2017.03.19 03:30
インテリア
インテリアは、レクサスのハイクラスな雰囲気を、4シーター・クーペ・ボディにうまく取り入れている。
例えば後席に乗り込む際には、フロント・シートのショルダーに設置されたレバーを操作する。シート・バックが前倒しされるのと連動し、スライド/リフトを自動制御して、乗り降りしやすい位置まで移動する仕組みとなっている。シート・バックを起こすと元のポジションに自動復帰していく様は、いかにもレクサスらしい。
シート自体は樹脂成形サイド・サポートなどにより、ホールド性と圧力分布を追及。Lパッケージに標準装備のセミアニリン本革シートは、シートのメイン部とサイド部を分割したレイヤー構造を採用して、デザイン性とボディ・フィッティングを両立している。
また、ベース・グレードとSパッケージに標準装備のアルカンターラ/本革スポーツ・シートは、高いホールド性能を実現するために、表皮一体発泡工法を用いた。
ほかにもエアコンと連動して、シート・ヒーター、シート・ベンチレーション、ステアリング・ヒーターを自動制御するレクサス・クライメイト・コンシェルジュ、LFAの意匠・機構を受け継ぐ可動式メーターを採用。
センタートンネルに接地されたレクサス車でお馴染みのリモート・タッチは新型となり、スクロールやピンチ操作だけでなく、「戻る」ボタンや「サブファンクション」スイッチが追加された。ラゲッジルームは、LC500が197ℓ、LC500hが172ℓだ。