ホンダN-BOX徹底解説 モデルチェンジした2017年型の装備/燃費/価格 カスタムの情報も
公開 : 2017.08.31 11:25
装備
シート、スライド幅が増 「Honda Sensing」標準化
最も特徴的な新装備は、助手席スーパースライドシートの採用だ。
前席をセパレートシートとし、助手席側に軽自動車初となる570mmのロングスライドシートレール機構を設けたことで、助手席側の前後席の足元スペースを自由に広げ、足を伸ばせるほどのゆとりを生み出した。
また、クルマから下りことなく前後席間の移動や助手席に座ったままで後席に手を伸ばすことを可能とし、限られたスペースをさらに有効活用できるよう工夫されている。
シートタイプは、このほかに座面がゆったりした左右独立式ベンチシートも選べる。どちらの仕様でも後席は全車190mmのスライド機構付きのベンチシートが備わる。
さらに来年春には初代N-BOX+で好評のスロープ仕様も追加される予定。こちらは4名乗車仕様とスロープ仕様の切替がより簡単で使いやすくなっているという。
もうひとつのトピックは、先進安全運転機能である「Honda Sensing」の全車に標準化だ。既にホンダ車への搭載が進められているが、軽自動車はN-BOXが初。
その内容は、
・歩行者対応自動ブレーキ
・誤発進抑制
・ステアリングアシスト付き路外逸脱抑制
・ACC
・車線維持支援システム
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・歩行者事故低減ステアリング
と他のホンダ車に搭載されているものにくわえ、後方誤発進抑制機能とオートハイビーム機能のふたつを追加。
従来型よりもさらに充実されているのも大きなポイントだ。