アルファ・ロメオ・ジュリア、国内公開 価格や装備、グレードを徹底解説
公開 : 2017.09.06 12:00
シャシー
前後重量配分、理想的な50:50 AWDも
ジュリアに採用される新プラットフォームは、待望のFRベースのもの。アルファ・ロメオのセダンとしては、実にアルファ75以来となる。
軽量化のために、スチールボディの一部にはアルミニウムを使用。前後重量配分は理想的な50:50とし、バランスの良さを追求した。
サスペンションはアルミニウム製で、フロントがダブルウィッシュボーン式、リアがマルチリンク式だ。FRを基本とするが、日本仕様では、スポーツグレードの「ヴェローチェ」がAWD専用グレードとなる。
このほか、整流効果を高めるボディ底面のフラッシュサーフェス化、ブレーキフィールの向上と軽量化を両立させた統合ブレーキシステム(IBS)や走行モードが変更できる「ALFA D.N.A」も全車に標準化している。
さらに走行性能が強化されるスポーツグレードの「ヴェローチェ」では、18インチホイールや強化したブレーキシステムなどを採用。
トップモデルの「クアドリフォリオ」では、トルクベクタリングや前後異サイズの19インチワイドタイヤ、高性能なブレーキシステムなど、より走行性能を向上させるチューニングが施され、「ALFA D.N.A」もレースモードを追加した「ALFA D.N.A PRO」となる。