2代目アウディQ5/SQ5 日本国内初試乗 エンジンや装備の徹底解説も
公開 : 2017.10.03 20:10
外装
2代目、初代よりも「やや大型化」
ボディサイズは従来型に対して全体にやや大型化。全長で34mm長く、全幅は同一、全高は6mm高くなっている。ホイールベースは12mm長い(すべて欧州値を参考)。
新型はアグレッシブでもある。シングルフレームとよばれるフロントグリルを中心に大きなエアダムが備わるのだ。
ボンネット前端が前にまわりこむデザインはセダンに準じるテーマで、グリルにまで届いている。そこに矩形のLEDヘッドランプ。
オプションで16個のLEDを使うマトリックスLEDのヘッドランプを選ぶことも出来るようだ。
車体側面には波うつキャラクターラインが入る。それで前後ホイールハウスの存在感が強調されるのはセダンなどと共通のテーマだ。
内装
室内 心地よさが乗員つつむ
ドライブしたときの印象を書いてきたが、機能面でもSQ5(Q5)はすぐれている。余裕ある室内空間にたっぷりした積載量だ。荷室は通常状態で550ℓもある。
コマンドポジションという高い目線の運転席は女性にとってSUVのメリットだ。遠くが見えると安心感も高い。
ファミリーユースにいいが、後席にビジネスパートナーを載せるような使い方にも向いている。身長180cmのおとなが2人、快適に乗っていられるからだ。
前席下への足入れもちゃんとできるし、座面が下がりすぎていて腿が浮いてしまうこともない。しっかりと気持ちよく乗員をホールドしてくれる。
操縦していると20インチタイヤの個性なのか、コンフォートモードでもややゴツゴツとした感触がステアリングホイールを通じて伝わってくる。しかし乗員は(自動車ジャーナリストでさえ)まったく気にならないそうだ。