レクサスLSがモデルチェンジ LS500/LS500h 価格や装備を徹底解説

公開 : 2017.10.19 11:40

 

はじめに ▶ 内装 ▶ シャシー ▶ パワートレイン ▶ 装備 ▶ スペック

外観

ラインはクーペ風 「匠」がモデリング

外観は、これまでのオーソドックスを旨としたLS像を打ち破る4ドアクーペのような流麗なスタイルに仕上げられ、レクサスのデザイン改革が大きく進んだことを感じさせる。

パッケージングも低重心化が図られており、全高は15mmダウン。前後フードの高さも大幅に抑えられた。

ボディタイプは1タイプに絞られたが、全長5235mm×全幅1900mm×全高1450mmと、先代のロングボディを優に超えるサイズで、実質ロングボディ仕様に一本化。3125mmのロングホイールベースが、伸びやかなスタイリングと広々としたキャビンの両立させている。

レクサスの象徴であるスピンドルグリルも、進化を図ったメッシュパターンを採用。これは均一なデザインではなく、線と面の全て一つずつを匠と呼ばれる熟練者が丁寧なCADによるモデリングを行い、躍動感あるグリルを作り上げたという。

ヘッドライトデザインも特徴的で、切れ長の3眼LEDヘッドライトに、クリアランスランプとシーケンシャルターンシグナルランプの機能を併せ持つL字型のLEDランプを組みわせたZ字型のものとし、グリルと相まって迫力あるフロントマスクを構成している。リアランプは、LCにも採用されるL字モチーフのコンビネーションライトを取り入れたデザインとなっている。

外観上のガソリン車のLS500とハイブリッド車のLS500hに違いは僅かで、フロントバンパーのサイドグリルとリアバンパーのロアメッキ加飾の意匠が異なるのとエンブレム程度だ。また専用エアロとハニカムグリルなどでスポーティにドレスアップされたFスポーツも用意されている。

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