3代目新型BMW X3(G01) 徹底解説 サイズや装備、内外装どう変わった?
公開 : 2017.10.19 19:45
BMW X3の3代目が日本でも発表されました。これを機に、内外装や装備、パワートレインを解説します。ライバルのボルボXC60やメルセデス・ベンツGLC、アウディQ5と、どのように戦うのでしょう?
もくじ
はじめに
ー X3、3代目に Q5/XC60などと戦う
外観
ー ワイルドに 全長/全高はわずかに大
内装
ー 内装も立体感増 素材と静粛性配慮
シャシー
ー アルミ多用で最大-55kg 走りも重視
パワートレイン
ー 2.0ℓディーゼル/ガソリンの2本立て
装備
ー iDriveはタッチ式 安全装備にも注力
グレードと価格
ー BMW X3 20i/20d各種
代表モデルスペック
ー X3 xDrive20dとxDrive20iを比較
はじめに
X3、3代目に Q5/XC60などと戦う
BMWがSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と呼ぶクロスオーバーSUVのXシリーズの中核的モデルであるX3が第3世代へと進化した。
近年、Xシリーズも充実化が図られ、クーペライクでスペシャリティなX4などの新顔の出現。さらにエントリーであるX1は、SUV色が強められた反面、FFベースとなるなど、大きく変化を遂げている。
それだけにBMWらしいFRベースで開発が続けられたX3は、SUVに感心を持ち出した日本のBMWファンにとって、現実的なサイズと実用的な広さを兼ね備え、BMWらしさを色濃く反映したモデルとして、最も気になる存在といえるだろう。
各社のSUV戦略の強化もあり、日本でも直接的なライバルとなるアウディQ5、ボルボXC60がほぼ同じタイミングで日本デビュー。
そして、昨年発売されたメルセデス・ベンツGLCも以前好調に推移している。今、競争が過熱するミドルサイズSUVで最多となる3世代目を送り込んできたX3の新型の詳細を早速見ていくことにしよう。