3代目新型BMW X3(G01) 徹底解説 サイズや装備、内外装どう変わった?
公開 : 2017.10.19 19:45
シャシー
アルミ多用で最大-55kg 走りも重視
50:50の理想的な前後重量配分を実現するボディは、軽量化にも取り組んでおり、様々な個所でプラスチックや最新の複合材料の採用をはじめ、エンジンやサスペンションにアルミニウム製の部品を取り入れることで、先代比最大で55kgも軽く仕上げられた。
足回りは、提供のあるフロント・ストラット式、リア・5リンク式で、乗り心地とスポーティな走りを両立。軽量化への取り組みによりバネ下重量も大幅に削減されている。またホイールのインチアップも図られ、標準で18インチアロイホイールを装着。
さらに最大で21インチホイールまでが設定されている。またMスポーツ仕様では、スポーツサスペンションが標準となり、硬めのサスペンションとダンパーのセットと共に、強化タイプのスタビライザーも装着され、ブレーキシステムもスポーツタイプとなる。
新型も先代同様に高い悪路走破性を受け継いでおり、最低地上高を204mm確保。アプローチアングル25.7°、デパーチャーアングル22.6°、ランプブレークオーバーアングル19.4°を持つので、急峻な道路や起伏のある道路にも対応。さらに渡河浸水は500mmとSUVとして十分な性能を備えている。